nana

【短編小説】卒業式⑫
14
5
コメント数0
0

【短編小説】卒業式①〜⑮ 完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/3113460 【短編小説】卒業式① https://nana-music.com/sounds/05432286 【短編小説】卒業式② https://nana-music.com/sounds/0543cdbd 【短編小説】卒業式③ https://nana-music.com/sounds/0545b746 【短編小説】卒業式④ https://nana-music.com/sounds/05464546 【短編小説】卒業式⑤ https://nana-music.com/sounds/05472276 【短編小説】卒業式⑥ https://nana-music.com/sounds/05483fc8 【短編小説】卒業式⑦ https://nana-music.com/sounds/054ba570 【短編小説】卒業式⑧ https://nana-music.com/sounds/054c0c40 【短編小説】卒業式⑨ https://nana-music.com/sounds/054c5c5f 【短編小説】卒業式⑩ https://nana-music.com/sounds/054cd631 【短編小説】卒業式⑪ https://nana-music.com/sounds/054d6267 【短編小説】卒業式⑬ https://nana-music.com/sounds/054e1781 【短編小説】卒業式⑭ https://nana-music.com/sounds/054ed850 【短編小説】卒業式⑮「最終回」 https://nana-music.com/sounds/054f61c6 【短編小説】卒業式⑫  僕とコユキは手を繋ぎ歩きながら、ライトアップされた「さっぽろ雪まつり」の雪像を眺めていた。  そしてコユキが来年、東京の芸大を目指すと言う理由が、僕の受験に関係するのかとても気になったのだ。  しかし僕はコユキに、この事について聞くのに悪い気がした。だから僕はコユキにこう言ったのだ。 「僕の夢は『建築士』になるのが夢なんだ! だからお互い、自分の夢に向かって頑張ろう…」  こんな風に僕がコユキに声を掛けると、コユキは頷いたのだった。そして二人はライトアップされた雪像を観た後、近くのレストランへと入ったのである。  レストランでメニューを注文し、食事が運ばれて来る迄の間、僕とコユキは学校ではなかなか話せない将来の夢なども語り合ったのだ。  そして食事も終える頃、コユキはカバンからラッピングされた小さな包みを丁寧に取り出し、僕にこう言って差し出した。 「タケシ先輩! 少し早いですが……わたしからの、バレンタインデーのチョコです。受け取って貰えますか?」  僕はある程度予想はして居たが、コユキが僕に対し、どの程度の恋心を抱いて居るのか迄は計り知れなかったのだった。 つづく… 【短編小説】卒業式①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/3113460 【短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2223311/ 【短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2444969/ 【作家】 小説・物語・童話・絵本・詩・和歌・俳句・絵・唄(音楽) 《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com ※詩・和歌・俳句・絵など無料にて、ご覧頂けます。 ※物語も『二人称の愛』は電子書籍(Amazon Kindle)のUnlimitedにて30日間、無料購読でお読み頂けます。試読も、最初の数十ページ(全ページの10%程度)出来ますので、良かったらご覧ください。 #声劇台本 #声劇 #台本 #小説 #短編小説 #物語 #詩 #台詞 #セリフ #朗読 #古畑時雄 #TokioFuruhata #又三郎 #夏祭り #ハロウィン #ハロウィンパーティー #クリスマスソング #卒業 #卒業式

partnerパートナー広告
music academy cue
0コメント
ロード中