
【短編小説】卒業式⑪
古畑 時雄(Tokio Furuhata)
【短編小説】卒業式①〜⑮ 完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/3113460 【短編小説】卒業式① https://nana-music.com/sounds/05432286 【短編小説】卒業式② https://nana-music.com/sounds/0543cdbd 【短編小説】卒業式③ https://nana-music.com/sounds/0545b746 【短編小説】卒業式④ https://nana-music.com/sounds/05464546 【短編小説】卒業式⑤ https://nana-music.com/sounds/05472276 【短編小説】卒業式⑥ https://nana-music.com/sounds/05483fc8 【短編小説】卒業式⑦ https://nana-music.com/sounds/054ba570 【短編小説】卒業式⑧ https://nana-music.com/sounds/054c0c40 【短編小説】卒業式⑨ https://nana-music.com/sounds/054c5c5f 【短編小説】卒業式⑩ https://nana-music.com/sounds/054cd631 【短編小説】卒業式⑫ https://nana-music.com/sounds/054d9912 【短編小説】卒業式⑬ https://nana-music.com/sounds/054e1781 【短編小説】卒業式⑭ https://nana-music.com/sounds/054ed850 【短編小説】卒業式⑮「最終回」 https://nana-music.com/sounds/054f61c6 【短編小説】卒業式⑪ 「さっぽろテレビ塔」の下で、僕とコユキは17時に落ち合い、そして其処でコユキが僕の左手を握り締めて来た。 この時、僕の心臓の鼓動は高まりドキドキして居たのだ。しかしコユキが、僕の事をどう思って居るのか、僕は確認する事が出来た。 それは先日、コユキから送られた「LINE」のメッセージにハートマークが付いて居たからだ。 そんな事を僕が考えて居ると、コユキは僕にこう告げたのだった。 「タケシ先輩と一緒に、『雪まつり』を観るの楽しみにしてたんです…」 この言葉に対し、僕はコユキにこう言ったのだ。 「僕は今年、千葉大学を受験するから… しばらくは、『さっぽろ雪まつり』を観る事も出来なくなると思う…」 こう僕がコユキに言うと、コユキは僕を勇気づけるよう、こう言ったのだった。 「タケシ先輩! わたし来年、東京の芸大目指します……だから、先輩も頑張ってください」 こうして二人は、会場である大通り公園に向かい、手を繋ぎながらライトアップされた「さっぽろ雪まつり」の雪像を観て居たのだった。 つづく… 【短編小説】卒業式①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/3113460 【短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2223311/ 【短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2444969/ 【作家】 小説・物語・童話・絵本・詩・和歌・俳句・絵・唄(音楽) 《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com ※詩・和歌・俳句・絵など無料にて、ご覧頂けます。 ※物語も『二人称の愛』は電子書籍(Amazon Kindle)のUnlimitedにて30日間、無料購読でお読み頂けます。試読も、最初の数十ページ(全ページの10%程度)出来ますので、良かったらご覧ください。 #声劇台本 #声劇 #台本 #小説 #短編小説 #物語 #詩 #台詞 #セリフ #朗読 #古畑時雄 #TokioFuruhata #又三郎 #夏祭り #ハロウィン #ハロウィンパーティー #クリスマスソング #卒業 #卒業式
