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【短編小説】卒業式④
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【短編小説】卒業式①〜⑮ 完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/3113460 【短編小説】卒業式① https://nana-music.com/sounds/05432286 【短編小説】卒業式② https://nana-music.com/sounds/0543cdbd 【短編小説】卒業式③ https://nana-music.com/sounds/0545b746 【短編小説】卒業式⑤ https://nana-music.com/sounds/05472276 【短編小説】卒業式⑥ https://nana-music.com/sounds/05483fc8 【短編小説】卒業式⑦ https://nana-music.com/sounds/054ba570 【短編小説】卒業式⑧ https://nana-music.com/sounds/054c0c40 【短編小説】卒業式⑨ https://nana-music.com/sounds/054c5c5f 【短編小説】卒業式⑩ https://nana-music.com/sounds/054cd631 【短編小説】卒業式⑪ https://nana-music.com/sounds/054d6267 【短編小説】卒業式⑫ https://nana-music.com/sounds/054d9912 【短編小説】卒業式⑬ https://nana-music.com/sounds/054e1781 【短編小説】卒業式⑭ https://nana-music.com/sounds/054ed850 【短編小説】卒業式⑮「最終回」 https://nana-music.com/sounds/054f61c6 【短編小説】卒業式④  タケシは三年生の夏まで所属していた美術部に顔を出す為、美術室に向かい美術室の扉を恐るおそる開けたのだ。すると、ひとりの女性がダビデ像をモチーフとした石像に向かい、真剣な眼差しでキャンパスに筆を走らせていた。  彼女の名前はコユキ、僕よりひとつ下の高校二年生だ。彼女は現在の美術部の部長でもあり、他の部員よりも先に部室である美術室に来ていたのだった。  そんな彼女に僕は声を掛けるのが悪いと思い、暫く彼女のデッサンを眺めていた。すると彼女は僕の存在に気付き、こう言って来たのだ。 「タケシ先輩、お久しぶりです。今日は学校だったんですね」  コユキがそう言うと、僕は彼女に向かってこう言ったのだ。 「進路指導の件でさぁ。それにしても相変わらず、芸術のセンスあるよなぁ! コユキはさぁ」  するとコユキは僕に対して、こう聞いてきた。 「先輩って第一志望の大学、どこなんですか?」  僕は迷う事なく、彼女にこう言ったのだ。 「千葉大学だけど… コユキには関係ないしょ!」  この言葉を聴いたコユキは、僕に向かってこう告げた。 「そしたら、わたし東京の芸大を目指そっかなぁ!」  こんなやり取りを僕はコユキと交わし、彼女の言った「東京の芸大を目指す」と言う意味が、どう言った意味なのかとても気になったのであった。 つづく… 【短編小説】卒業式①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/3113460 【短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2223311/ 【短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2444969/ 【作家】 小説・物語・童話・絵本・詩・和歌・俳句・絵・唄(音楽) 《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com ※詩・和歌・俳句・絵など無料にて、ご覧頂けます。 ※物語も『二人称の愛』は電子書籍(Amazon Kindle)のUnlimitedにて30日間、無料購読でお読み頂けます。試読も、最初の数十ページ(全ページの10%程度)出来ますので、良かったらご覧ください。 #声劇台本 #声劇 #台本 #小説 #短編小説 #物語 #詩 #台詞 #セリフ #朗読 #古畑時雄 #TokioFuruhata #又三郎 #夏祭り #ハロウィン #ハロウィンパーティー #クリスマスソング #卒業 #卒業式

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