【短編小説】卒業式⑧
古畑 時雄(Tokio Furuhata)
【短編小説】卒業式⑧
- 15
- 4
- 2
【短編小説】卒業式①〜⑮ 完結済(朗読劇)
https://nana-music.com/playlists/3113460
【短編小説】卒業式①
https://nana-music.com/sounds/05432286
【短編小説】卒業式②
https://nana-music.com/sounds/0543cdbd
【短編小説】卒業式③
https://nana-music.com/sounds/0545b746
【短編小説】卒業式④
https://nana-music.com/sounds/05464546
【短編小説】卒業式⑤
https://nana-music.com/sounds/05472276
【短編小説】卒業式⑥
https://nana-music.com/sounds/05483fc8
【短編小説】卒業式⑦
https://nana-music.com/sounds/054ba570
【短編小説】卒業式⑨
https://nana-music.com/sounds/054c5c5f
【短編小説】卒業式⑩
https://nana-music.com/sounds/054cd631
【短編小説】卒業式⑪
https://nana-music.com/sounds/054d6267
【短編小説】卒業式⑫
https://nana-music.com/sounds/054d9912
【短編小説】卒業式⑬
https://nana-music.com/sounds/054e1781
【短編小説】卒業式⑭
https://nana-music.com/sounds/054ed850
【短編小説】卒業式⑮「最終回」
https://nana-music.com/sounds/054f61c6
【短編小説】卒業式⑧
僕とひとつ下の後輩のコユキが美術室に居ると、同級生のユウコが部室である美術室に入ってきた。
そしてその時、コユキはユウコに僕の進路と自分の進学について話し、2月14日のバレンタインデーに僕と会う約束をして居る事を告げたのだ。
この時、ユウコが僕の事をどう思って居るかとても気になったが、僕はこう言って部室である美術室を後にした。
「ユウコ! お互い受験頑張ろう… それと2月14日のバレンタインデー、ユウコも楽しみだよねー」
僕は取って付けたかのようユウコに、2月14日のバレンタインデーの事を言い、慌ててその場から立ち去ったのだ。
その後、コユキとユウコがどんな会話を美術室で交わしたのかは分からないが、僕は二人の居る美術室から逃げ、学校から家へと向かった。
その時、僕は自分でも卑怯で、二人に対しどんな顔をして2月14日に会ったら良いか、情けない気持ちが込み上げたのだ。
そんな気持ちを引きづりながら、僕は札幌の大通り公園のライトアップされた「雪まつり」の雪像の傍を歩いて居たのだった。
つづく…
【短編小説】卒業式①〜⑮完結済(朗読劇)
https://nana-music.com/playlists/3113460
【短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇)
https://nana-music.com/playlists/2223311/
【短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇)
https://nana-music.com/playlists/2444969/
【作家】
小説・物語・童話・絵本・詩・和歌・俳句・絵・唄(音楽)
《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com
※詩・和歌・俳句・絵など無料にて、ご覧頂けます。
※物語も『二人称の愛』は電子書籍(Amazon Kindle)のUnlimitedにて30日間、無料購読でお読み頂けます。試読も、最初の数十ページ(全ページの10%程度)出来ますので、良かったらご覧ください。
#声劇台本 #声劇 #台本 #小説 #短編小説 #物語 #詩 #台詞 #セリフ #朗読 #古畑時雄 #TokioFuruhata #又三郎 #夏祭り #ハロウィン #ハロウィンパーティー #クリスマスソング #卒業 #卒業式
コメント
2件
- 又三郎
- ヨウ何だか大変だなあ。 続きが気になりますね!