【短編小説】夏祭り ⑤
朗読者(お名前)BGM(夏柑♪)台本(古畑 時雄)
【短編小説】夏祭り ⑤
- 17
- 0
- 0
【短編小説】夏祭り ①
https://nana-music.com/sounds/050ad3da
【短編小説】夏祭り ②
https://nana-music.com/sounds/050ad679
【短編小説】夏祭り ③
https://nana-music.com/sounds/050ad708
【短編小説】夏祭り ④
https://nana-music.com/sounds/050ad7ee
【短編小説】夏祭り ⑥
https://nana-music.com/sounds/050ad900
【短編小説】夏祭り ⑦
https://nana-music.com/sounds/050ad99c
【短編小説】夏祭り ⑧
https://nana-music.com/sounds/050ada11
【短編小説】夏祭り ⑨
https://nana-music.com/sounds/050adab9
【短編小説】夏祭り ⑩
https://nana-music.com/sounds/050adb3f
【短編小説】夏祭り ⑪
https://nana-music.com/sounds/050adc04
【短編小説】夏祭り ⑫
https://nana-music.com/sounds/050adc80
【短編小説】夏祭り ⑬
https://nana-music.com/sounds/050add39
【短編小説】夏祭り ⑭
https://nana-music.com/sounds/050adde1
【短編小説】夏祭り ⑮「最終回」
https://nana-music.com/sounds/050ade5a
【短編小説】夏祭り ⑤
サツキと一緒に金魚すくいの屋台へと向かった僕は、屋台まで来ると屋台のおじさんに、こう話し掛けた。
「すいません」「ふたり分の網(ポイ)を…」
こう僕が屋台のおじさんに話し掛けると、屋台のおじさんはふたりに向かってこう言ったのだ。
「お、若い衆」「今日は彼女とデートか…?」
そう屋台のおじさんが僕達に向かって言ったのだった。その時、僕は何と答えたら良いか迷った。するとサツキは屋台のおじさんに向かってこう答えたのだ。
「わたし達、幼馴染なんです」「今日は昔みたいに、デートかな…」
サツキのこの言葉を聴いた僕は、サツキが自分の事を幼馴染として見ているのか、それともひとりの男性として見ているのか、とても気になったのだ。
そして屋台のおじさんから渡された金魚すくいの網(ポイ)と椀を僕がサツキに手渡すと、サツキはにっこり笑い嬉しそうな顔をしたのだった。
そのサツキの表情を見て、僕はサツキにこう言ったのだ。
「よーし、サツキ…」「昔みたいに、金魚すくい勝負だからなぁ…」
そう僕がサツキに言うと、サツキも僕に向かってこう言った。
「わたしも、ハヤトくんに負けないんだから…」
この時、僕は幼い頃にタイムスリップしたかの様な錯覚に陥ったのであった。
つづく…
【nana短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇)
https://nana-music.com/playlists/2223311/
【nana短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇)
https://nana-music.com/playlists/2444969/
【作家】
小説・物語・童話・絵本・詩・和歌・俳句・絵・唄(音楽)
《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com
※詩・和歌・俳句(川柳)・絵など無料にて、ご覧頂けます。
※物語も『二人称の愛』は電子書籍(Amazon Kindle)のUnlimitedにて30日間、無料購読でお読み頂けます。試読も、最初の数十ページ(全ページの10%程度)出来ますので、良かったらご覧ください。
#声劇台本 #声劇 #台本 #小説 #短編小説 #詩 #台詞 #セリフ #朗読 #朗読台本 #古畑時雄 #TokioFuruhata #又三郎 #夏祭り
#夏の終り #夕方 #BGM #ピアノ #オリジナル
コメント
まだコメントがありません