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カントリーガール【4】
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🌟 連日、しろみさんの演奏とともに お届けしてきました 妄想ドラマ小説「カントリーガール」 第二弾も、とうとう最終回となりました❣️ 毎日毎日、長らくのお付き合い まことにありがとうございました🙇‍♀️💕 今回、ここまでは順当に歌詞を追った 物語にしてきました。 ですので、この4話までは、 歌詞の骨子そのままです。 ですが、このままでは、 本来のこの歌詞の持つ「謎」を 解明できていません。 そこで第5話を今回の新解釈としました。 5話が、これまた長いんです💦 (わぁ😰ほんとに恐縮です🙇‍♀️) 文章を読むのが、 どちらかというと苦手という方も いらっしゃるかと思います。 苦手な方は遠慮なくスルーしてください🙇‍♀️ 適度にゆるりと、お時間のある時にでも、 お楽しみいただけたらと思います。 どうぞ、よろしくお願いします💕 では、第4話〜最終回、スタート🎬✨ ……★……☆……★……☆……★…… その夜、少女はひとり洗面所で泣いていた。 心配になって、そっと覗き込むと 鏡に向かい一心に赤い口紅を引いている。 桜貝のような淡い桃色の唇に、 真っ赤なルージュを押し当て、 塗りつぶしては拭き取る。 何度も何度も。 青年よ、お前は自分のしでかした事を わかっているのか。 華々しい成功の裏で、 痛ましく肩を震わせる 無垢な小鳥がいることを。 少女は紅で自分を責める。 そんな必要ないのだと、 小さな肩を抱きしめてやりたい自分の腕を 私は怒りに震えながら押さえつける。 溜飲の下がらぬ思いを どこへ向けていいのかわからず、 私は、年甲斐もなく拳を握りしめた。 翌朝、少女は出て行った。 泣きはらした目は、 来た時と同じ強い眼差しをしていた。 私には止める理由がない。 ふらりと舞い込んだ小鳥が 空に舞い戻っていくのを、 止める手立てがないように。 渡り鳥が去った湖のように 静まり返った我が家で、 わたしは独り、縁側で空を見上げた。 ……★……☆……★……☆……★…… ここまでが、原曲の4番までです。 最後でひっぱるのも なんだなぁと思ったので、 5番を続けて投稿しております。 もしよろしければ、お付き合いください。 あ、この斉唱の男声パート(オク下)は、 うかおです。 相変わらず小心者なので、 つい自分でなんとかしてしまうのでした。 お聴きくださり、お読みくださり、 ほんとうにありがとうございました🙇‍♀️💕 ……★……☆……★……☆……★…… 🔹INDEX🔹 妄想ドラマ小説「カントリーガール」 🔹第1弾🐔 ・第1話 https://nana-music.com/sounds/0538b593 ・第2話 https://nana-music.com/sounds/0538b59f ・第3話 https://nana-music.com/sounds/05391486 ・第4話 https://nana-music.com/sounds/05391489 🔸第2弾🍳 ・第1話 https://nana-music.com/sounds/0542e620 ・第2話 https://nana-music.com/sounds/05433d4d ・第3話 https://nana-music.com/sounds/05439abe ・第4話 https://nana-music.com/sounds/0543f2a8 ・第5話 https://nana-music.com/sounds/0543f2b3 #nana文芸部 #うか谷山浩子 #うかしろみ #うか小説

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