井上陽水2007
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井上陽水2007
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#ことのはライブレポ
闇夜の国から
イントロ、最初の音から?と思ったら、これ!
ビデオの感想でも書いた気がするけど
音がすごくつややかだと感じた。
絹のように?すごく肌触りの良い、勿論、目には見えない布に
ふわりと包まれたようだった
最初のMC
「コンサートは、客席と一体になって」
というようなことを聞いて、若い時は”ふーん”って感じだったんですけども
"実るほど、頭をたれる稲穂かな?"って感じで、最近「そうだな」って思うようになってきまして
えー、「コンサートは、客席と一体になって」<笑>
まぁ、たくさんの拍手をいただけるような演奏ができれば・・と思うんですけれども<拍手>
まぁ、素晴らしい演奏の時は、思いのそのままに、拍手していただければ
問題は、もうひとつ・・?って時で、えー「ほめて育てる」みたいな感じで<笑>
問題は「普通・・」って時で
(すみません・・あと、忘れました。)
断絶
ギターの音が、今度は、なんだか、ギザギザっぽいと感じた。
腹の底からという感じの、割れそうな、声と
今の、滑らかな優しげな声と
お見事って思いながら、なんだか不思議な感じだった。
MC
(断絶について)「最近は親父役っていうか・・」
昔は、分かりやすい歌詞も書いてたんですけれど・・
母が、言ったんです。
この曲、作った時
「あきみ、もっと、分かるの、書いて!」
で、この曲あたりから、もっと、進んでっちゃうんですよねぇ・・(分かりにくさが)
で、始まったのが
ゼンマイじかけのカブトムシ
<あの・・「氷の世界」って、アルバムで言うと、この1作前なんですけど、あれの方が、まだ、分かりやすかった・・のでしょうか?>
タララララ・・のリフレイン
震えているような陽水さんの声
しん・・と、訳もなく物悲しいと感じた。
いえ、多分あった。知っている。この悲しみ
そんな気がした。
カナリア
音が、声が、ほんのり色づいた気がした。
肌に?心に?甘い哀しみが、そっとだけど、ぴたりと、寄り添う気がした。
MC
30年以上やってきて、よかったことって
「こんなにたくさんの人の前で”水が飲める”」って、すごい!
<「水を飲んだだけで拍手をもらえるようになりたい」って、言ったことがある。って・・これ、プレミアムナイトでも言ってましたよねぇ?>
たくさん、作ってきた中には、全然やらなかった作品もあって、自分が作ったこと忘れているのもあって(笑)
これも、30年くらいやらなかった曲です。
なんで、やらなかったんでしょうかねぇ?
人生が二度あれば
サビのギターは、土砂降りの雨か?激流か?
音が痛い。
負けまいと?いや、ただ感情の高ぶりそのままの声
胸の奥まで揺さ振られた気がした。
MC
ジュリエットグレコの話
妻からのメール
ジュリエットグレコって方のライブを見た。
すごかった。
もう80歳
ずっと立ちっぱなし
ずっと張りのある声で歌って
・・水なんか、飲まない!!(場内爆笑)
自分で作って、自分で「いい!」って思っても、回りのみんなが、あまり”いい”と思ってなくて、売り出しても、確かにあまり・・だったり
逆に、自分では「うーん・・もうひとつかなぁ」って思っても、回りは”いい!”って
これも・・そういう曲です。
いっそセレナーデ
<これって、いわゆる第二次陽水ブームの皮切りになったんじゃなかったでしたっけ?・・意外と?・・そうだったのかぁ・・>
夜露にぬれて、月の光に照らされて、光る・・くもの巣
白い糸の間できらっと光る露が、ネックレスみたい・・って、映像が、なぜか浮かびました。
この曲だけではないけれど・・うん。夜露にきらめく、くもの糸・・かもしれない。
目には見えないけれど、この空間に、張り巡らされていて・・
もう、囚われてしまっていることに、気づかないうちに
罠に、はめられている・・?
<で、罠だけど、パラダイスだったりして?!>
いつのまにか少女は
・・水に浮かべた和紙に・・落とした紅がゆっくり滲んでいくように・・
やさしさと哀しさを漂わせる音と声と
ブルースハーブの音は、声にならない叫び・・みたいだと思った。
(MCだったっけ?何話されましたっけ?!)
とまどうペリカン
ピアノの音が入るのは、これからだったっけ?
一つか二つ前の気もするけれど
ここからが、鍵盤の見せ場だった気がする。
も、ね。
魅せられて・・というより、魅入られて
ほんとに・・
ピアノの音色が、ギターの音が、陽水さんの声が
時に静かにゆるやかに、時に激しく狂おしく、波打って
お互いに寄り添い、絡み合い、ひとつになって
ホールを満たしていくから
鳥肌、たった気がした・・
飾りじゃないのよ涙は
これ、フルバンドじゃなくて、やる?!って驚き
でも、ピアノが!すごい迫力・・
ギターも負けてない。
keyの方の手元が見たい。
もう、指の動きって
でも、見えるんだろうか?
目にもとまらぬ速さ!なんじゃないかと思った。
すごく、低い、太い音が利いてる!って感じた。
ミステリーあなたに夢中
ここからフルバンド
で、この曲だけではなく、この先、ずっとだけど
生って、やっぱり、すごい。
何がって、一番、実感するのは、低音
ドラムのバスドラの音、ベースの音
耳で聴くというより、肌に振動が伝わってくるもの
単独ではなく、ギターも、keyも、勿論、陽水さんの声も
一体感、聴いてて、心地よい。
気がつけば、座ったままで、リズムに合わせて、身体を揺らしていた。
Makeup Shadow
えーと。すんません。
生で聴けたの、すっごく嬉しくて”すっごく、かっこよかった!”
って思うのだけど
だから、余計に?!
・・細かいこと、分かんない・・
恋の予感
イントロ、ファファファ・・って感じの音だったっけ?
keyというか、シンセの音色、印象的だった。
全体の音色を、ふわりと
パープルのオブラートで包んでる・・感じがした。
リバーサイドホテル
も、あの、印象的なイントロ
赤と白のライトのまぶしさの中で
ドラムの「ダダダン!」って音とか
少し、剣があるような、歌
なんか、自分がサンドバックになっちゃって、打たれてる気がした。
はい、降参・・です!って感じ?!
MC
よく、タイに行くことがありまして、たくさん行けば、こんな曲が?!
タイランドファンタジア
デニムのタペストリー?みたいな模様がホリゾントに浮かぶ
白?黄色?これは、かの地の、晴れた空の色?陽射しの色?
やわらかな、少し、なまあたかな風
懐かしさに癒されるような・・を感じた音と声・・だった。
自然に飾られて
えーと、すんません。予習不足
2回は、アルバム、聴いたけど、BGM状態だったし
わかんなかった・・
で、うーん・・印象が薄くて、何書こう?!
でも、なんか、すごく、やさしい感じは、したなぁ・・
MC
「次の曲、他人のために書いた曲なんですけど
山口百恵さんがお元気な頃に・・
あ、今もお元気ですけれども」
<はい。会場中、笑いの渦>
<・・で、その、陽水さん?
どなたに書かれた曲なんでしょうか?!
百恵さん・・じゃないですよねぇ・・?
結局、おっしゃらずじまい・・だったと思う・・>
それが
クレイジーラブ
”クレイジーラぁブ”って感じに、揺れる陽水さんの声
強すぎず、ソフトに、でも、めちゃ、いい感じにセクシー
いいなぁ・・
感謝しらずの女
手拍子が起こったと思う。
踊るような音とリズムに、思わずウキウキ?!
でも・・って歌詞ですが
オリジナルは、ほんとに、まっすぐに、感情をぶつけてる感じだけど
”なぜ?”も、ほんとに”なぜ”って怒ってる?悲しんで、ため息ついて考えながら言ってる感じだけど
今の、は
ちょっと、かなり?”しゃーないなぁ・・”みたいな”苦笑”が見え隠れしてる気がする
ふと、思った。この曲の新解釈?!
この歌詞、父娘の関係にも読めない?
たとえ気に入らないものでも、他人にもらったなら”笑顔でありがとう”っていうであろう10代後半から20歳くらいの女性
でも、それが、父親からだったら
正直に、言っちゃう。家族だからこそ、信頼してて、甘えてるからこそ
”えー、その服より、こっちの色の方が、私、好きだったのになぁ”とか
でも、そのうち、ちゃっかり使い込んでて、お気に入りになってて
なのに、お父さんには「ありがとう」って言ってない。
・・もう・・しゃーない奴やなぁ・・なんて思いながら、見てる、お父さん
・・こういうパターン、ありません?
たとえこの世が終わっても
だけどあなたはこの愛を当たり前だと
このあたりも、なんか、ぴったりしちゃう?!って
思っちゃいました・・
<あの、そういえば、これまた、プレミアムナイトで、陽水さん「かなり昔の曲なんですけど、全然古く感じません。なぜでしょうねぇ?」みたいなこと、言ってませんでしたっけ?>
MC
もう、ここから45曲もするような時間じゃない・・
(45曲って、ゴールデンベストのスーパーの曲数?違ったっけ?)
Speedy Night
これまた、えーと、なんだっけ?状態でした。ほぼ、お初状態
で、印象薄い・・というか、うまく書けない・・けど
蛇・・って単語が、今、ふと浮かぶのは、なんでだろ?
大阪では「My House」
なんか、もう、めちゃめちゃに、ひっかきまわされた?!みたいな
ジェットコースターに乗せられて、ぐるぐる・・みたいな
眩暈がしそうな感覚を、覚えてる
”まーぃ、はぅす”って感じの、音の高さが3段階くらいあった?!陽水さんの叫びが耳に残ってる。
氷の世界
名古屋では、あ、このイントロ!って、分かった!
もう、手拍子が聞えてきて、立ち上がる人も、1階席、数名
ギターの音が”ぎゅぃーん”って感じで
もちろん、ドラムもベースも、keyも
すっごい迫力で
陽水さんの声も、なんていうか、その
”発狂の一歩手前”ってくらいの
(すんません・・なんつー表現だって思うけど、でも、言葉が見つからない。)
いや・・すごかった・・
なんだか、解き放たれた・・みたいな瞬間
拍手も、ぱらぱらという感じで
次の曲のイントロに、ゆったりと身を任せるって感じで・・
最後のニュース
今の、陽水さんじゃなきゃ、歌えない、歌詞だよね・・
やりきれなさが滲む言葉が、これでもか!ってくらいに並ぶのに
あの声で、語られると
感じる涙は、なぜか、癒し・・なんだ。
それも、ただ、甘いだけではない・・
グッドナイト・・なんだけど
夜明けの暗さの中、にじむ光、かすかに・・だけど
そんなものを感じた。
アンコール
すんません。
すっごく盛り上がった!ってことだけで、詳細不明
記憶、とんでる感じ
で、昨夜、書いたし・・あれ以上、書けない。
あ、演奏じゃないけど、細かいこと、少し
アジアの純真では
「アジア」が「大阪」「名古屋」になってたのは、すべての会場でなのでしょうか?
渚にまつわるエトセトラ
大阪では聴けなかったから、名古屋、嬉しかった!
ドラムの方の「うぉー」って感じのコーラス聴けて、やった!って感じ
確か”味噌煮込み、食べよう”って歌ってた気がする。
もう、手を、胸元じゃなく、頭上に掲げて叩く人も多かったのだけど、中に、ちょっと変わった叩き方のような、手の振り上げ方?指差し方?している方々を、前から数列以内に何人か発見?!
陽水ダンス・・だったのかなぁ?
本編終了時も、アンコールの後も
さかんに「ありがとう」を繰り返し、両手を大きく振って、陽水さんが出て行った後、バンドメンバーの方々が、そろって、客席に一礼されていた。
これには、なんだか、じーんときた。
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