逗子マリーナ Vol.15(2000年)
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逗子マリーナ Vol.15(2000年)
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#ことのはライブレポ
逗子のステージってこんな感じ..
ステージは、2階建て。正面真中に広めの階段があって、その上に上ってゆけるようになっています。
階段の幅のほぼ2倍の2階ステージの後ろにはスクリーンのようなものが。「ここになんか映るんだろうなあ..」
スクリーンのすぐ両側に大きめ、広めの傘をつけた街灯のようなライト。「いつ、使うのかなあ..」
2階ステージの左右には、4,5本ずつくらいのひし形網目模様にくまれた鉄塔のようなものが建っています。
その先端にアンテナみたいなもの。1階部分、屋根の下になるところに、ドラムが、客席から見て左奥に。
パーカッションが右の奥に、シンセはドラムよりの真中くらいに..おかれているようでした。
プールをはさんで、ステージ正面、つまりオレンジ席の目の前にも。
なにやら、小さなステージ?その左横にでかい太い鉄塔、上には機材?
大きな黒い箱。その上にライトもついていたかな?
オープニング
ハワイアンかメキシカンか..という感じだったBGMが途切れ。
気がつけば空は青がかなり黒味を帯びてきていて。
最初に響いてきたのは。パーカッションの音。「タタン!」
白いピンスポットの光が、かおりんを照らし出します。
しょっぱなから、短めのソロ?かっこいいではないですか!
そして、ドラムのむーらんに2本目のピンスポット。
こちらも張り切って、ええ音出してはります。
3本目のスポットは。2階ステージへ。そこに、白いカウガールの姿でユーミン登場!
ハットも立て襟で開襟のノースリーブもホットパンツ?
もロングブーツも白!かっこいい!
そして曲は「灼けたアイドル」
生では、初めて..逗子ならでは!ぴったりの曲ですね..
少しかすれがちだった声と物憂げな感じの動きが、「疲れてる?」って心配もしたけれど、妙に曲の雰囲気に合っていて、よかったです..
「あーあー」のところのコーラス、なんか、ぐっときました..
ここで最初のMCです。
「こんばんはー」の声が、ユーミンのも、観客のも、風に溶けていくみたい。
「3年ぶりの逗子ですが、ここから見る空も海も、そして風も変わっていません。」とすごく懐かしそうでした。
「”時間よとまれ!”って言いたいです。」の言葉はせつなかったな。
No.2「瞳を閉じて」
も。鳥肌が立ちそうでした。このステージに、これまたぴったり。
「潮騒の音」「海の青さ」をすぐそこに感じながら聴くのは最高です
”瞳を閉じて”聴いてみたら、余計に胸にしみました。
(一瞬ですよ。ユーミン、見えないのはやっぱりいやだから<爆>)
「海に流れて」ゆく歌声、音。
いつか、私自身が、遠いところへ行って逗子にこれなくなっても(って、今回が初!なんですが)
「もう一度」といわず何度でも、思い出すでしょう。この場所の音も香りも光景も一緒に..
セットの鉄塔が照らすライトで赤銅色?に染まると、その光がプールの水面、ほぼ中央で揺れていました。
まるで海に映る沈みゆく夕陽のように見えました..
コーラスの声がふー..とかききえた瞬間!
いきなり、赤いライトがパッシング!1階ステージ奥を照らし出し。
メンバーがまるで影絵のよう。そしてイントロ。明るくなるステージ
曲は
No.3「カウガールブルース」
(あの赤は闘牛士のマント!?だったのかしらん..)
白と黄というかレモン色が微妙に交じり合うのがライトの基本パターンでしたでしょうか?
ユーミンもかなり動き回るし、踊るし、コーラスの方の歌とダンスも。
かっこいい!一緒に踊りたかったけれど、ここじゃ無理、迷惑..
後半の「帰ってきて」のリフレイン部分では。
演奏がリズム隊だけになり、白一色のライトはまぶしいほどのパッシング
徐々にからみだすキーボードの音、武部さんのアドリブ炸裂!って感じですごくきれいでした。
回りも私も。目いっぱい手拍子しながら、歌ってたなあ..
一瞬、消えたライト。次に灯ったのは、2階ステージの街灯。
その傘をまた水色のライトが染めています。
流れてきた音は
No.4「夕涼み」
4人のダンサーが登場。衣装は、4人それぞれが、パープル、ピンク、イエロー、グリーンの..レオタードかな??
その上に白い透ける素材の布、ふんわりと背中から肩へ流れるよう。
同じ素材らしい白い釣鐘形?スカートも風に揺れます。
イントロから、バレエを優雅に踊るダンサーたち、最初は順番にソロを。
中盤で、ユーミンを先頭に縦に1列になります。ずらしながら波打たせるように揺らす腕。
なんか、すごく幻想的。はかなげ..
間奏部分でユーミンの姿が消えた..と思ったら。最初の衣装替えでした。
オレンジ色のふんわりとしたドレス、形はダンサーのものとほぼ同じかな
とってもかわいかったです。
ここで、ライトもオレンジ系になり、あたたかな雰囲気に。
ユーミン、階段を下りて1階へ。
ラストは、夕暮れをイメージしてか、ライトはパープルになっていました。
ここで2回目のMCです。
体調などの話をされていました。
「FRツアーは、今までで一番長く大変だった。
終わる頃には精神的にも肉体的にもぼろぼろで。
声はがらがらになるし、耳は毎日のように幻聴が聴こえるし..
ツアーが終わって、慌ててお医者へかけこんでみたら、すんでのところでぎりぎりセーフだった..」
”セーフじゃなかったら”と思うと、こわくて。涙が出そうになりました。
でも続けて。
「だけど、逗子をやるとなったら、なんか元気になってきた。」
「冬の苗場と並んで、逗子は、大事なリハビリの場なんだと思った。」と言ってくれました。
嬉しくて、思い切り拍手してしまいました。回りからも「ユーミン!」の声
(そんなに大変なのに、あれだけの、これだけのステージをしてくれる。
一緒の空間で共有できて、盛り上れて。
私自身も今までのライブだって、とても楽しんできたけれど、ユーミン自身がそんな風に感じてくれているというのは、余計に、嬉しかった..のです。
えーと、勿論逗子のことをユーミンは話しているのだけれど、きっと、アルバムツアーにも通じる事でもあると思ったのと、そういう逗子を初体験できたのと..で)
「次は”いかにも湘南”という曲です」
No.5「天気雨」
イントロから「うわ!」ってこれまた、思いました。生では初!
”茅ヶ崎”に”相模線”も。ご当地ならではの感動があります。
この歌の舞台、すぐそこなんだあ..と思うと..
No.6「よそゆき顔で」
”観音崎””松の林””曇った海”やはりここで聴くと特別という感じがします。
(8日には、一部歌詞を間違えるというハプニングも。
「結婚なんてまだしたくない」の「まだ」をとばしてしまったのです。
なんか、かわいかったな。)
このラストで、ユーミンとバンドメンバー数名がプールサイド、ブルーブロックの前を走って、オレンジブロック正面の小ステージへ。
あらら..いつのまにかグランドピアノまで。あ、上昇してる!
「海の上のピアニスト」みたいでいいでしょ?
と言っていたユーミン、ちょっと得意げ?
「初の試みです。アンプラグドと弾き語りを一緒にしてみようと思い、曲も新曲を..」
TBS系列のシドニーオリンピックテーマソング。
9月20日に発売されるシングルの1曲目No.7「パートナーシップ」
そして、その2曲目であるNo.8「ロングロングアゴー」を続けて。
どちらも、すごくしんみりと胸に染み入るような曲でした..
パートナーシップの歌いだし部分は、確か..
「あなたの瞳に青空が映るなら、たとえ土砂降りの中でも私はついていく」
一言一句正確ではないと思いますが..こんな感じの意味の歌詞でした。
なんか、じーんときてしまった..
そして次の曲のイントロ..ユーミンの流れるようなピアノの音
No.9「航海日誌」
ユーミンを照らすスポットライト..その光の道の輪郭が夜空に潮風に溶け出しています。
と思ったら..
正面のモニターにぽつんとあたる光。
小さく映ったのは、今、まさに弾き語りをするユーミン。
上から見下ろした映像が、徐々に大きくなっていき。
横からの映像になり、顔のアップになり、少しずつ余韻を残すオーバーラップ。
いつしか立ち上がってるユーミンと2列になったろうそくの灯り?の動きがモニターに。
プールに目を転じると、水の中へ歩き出すユーミンの回りを囲むように。
オレンジ色の灯りが。シンクロメンバーの登場です。
縦になり、横になり、四角形に、円に、星型に絡み合う光、その中央にユーミン。
2番の最初だったかな。プールの両サイドの水中にも2列の灯りがパッと灯って、驚きました。
客席からも「おおー」とか言う声。
この2列の灯りは、その形のままユーミンに近づいたり遠ざかったりするだけでした。
せつないエンディングの音が消えたと思ったら。
あのドラムのイントロ!
No.10「スウィートドリームズ」
白く、明るくなったプールの水面にシンクロのメンバーが跳ねます!
ユーミンが歌う円形ステージが、後半で上昇し、その縁からは噴水。
スイマーもラストにはユーミンを囲むように外を向きステージに腰掛けて踊っています。
振り付け、とかは、シャングリラとほぼ同じっぽかったかな
暗くなったステージに濃い青というか紫のライト、スモーク?出てました?
モニターにはモノクロ映像でギタリストが映っています。ソロです。
そして、爆発!!白く照らされたステージのユーミン
「ブザーにのって..」
No.11「天国のドア」
です。金と銀のライトがちかちかとバックの鉄塔を照らします。
もう、のりまくりという感じでした。
ユーミンのオレンジの衣装。
ライトの色で、白やピンクのまだらっぽく見えた気がしたところもありました。
このラスト。コーラス3人、順番に一人ずつアップでモニターに映ります。
ソロで歌ってる!3人合わせた!かっこいい!!あれ?ユーミンは??
暗くなったステージに響いたあの音!は。
モニターの前、4人のシルエット。このイントロは、そう
No.12「ワンダラーズ」
鉄塔の先端に、1本おきくらいに炎が上がります。
モニターの前の、紗のかかったような幕が4枚、順に開いていきます。
その後ろの映像も透けて見えています。ポーズをとるダンサー。
モニターの映像は、こちらに向かってくるタイヤ、車輪、歯車、ピストン
激しい動きに、輪郭がやがて炎に。そして爆発の炎の映像。
ステージの前面、縁からも4,5個所から炎が噴出します。
2階ステージ、モニターの前に現れたユーミンは、青のライトにキラキラ反射する生地のつなぎ。
体にぴったりフィットしています。
胸元に白い縁取りがV字型になっています。同じようなデザインの帽子?かぶっていたかしら?
歌も踊りも激しさを増します。モニターの前で、ギターやベースのメンバーと、ポーズを決めたり。
ライトも何色だったとか言うまもなくめまぐるしく変わります。
ラストでは、2階ステージで踊っていたダンサーが、まるで消防士のように棒を滑り降りて1階ステージへやってくるシーンもありました。
3回目のMCです。
昔、逗子で、ダンサーに、シンクロの真似のようなこと、させたことがある。
地上での踊りがすばらしい彼女たちも、水中では勝手が違うようで、おぼれそうになった人もいた。
シャングリラで、シンクロのそれもロシアのトップクラスの人たちの演技を眼にして
「ああ、無茶なことさせてたなあ」と..
今回、またロシアから彼女たちを呼んだ事で、「やらされなくて良かった」とダンサーをはじめメンバーは胸をなでおろしたとか。
逗子では、誰かしら、犠牲になってる。
ギターの市川さん、水に顔もつけることができなかったのに、ギターを弾きながら、水に沈下させられたり。
炎を使った演出でやけどしたメンバーがいたり。
私も、ある年の「天橋立」という2台のクレーンを使った演出で..
2台を空中でつないでその上で歌うと言う設定だったんだけど。
クレーンが傾いちゃって。ずり落ちそうになりながら、必死でつかまりながら、歌った。
落ちたら即死って高さで。歌ったのが「不思議な体験」ほんと、すごい不思議な体験だった..
お客さんだって被害にあってるよね。
確か3年前は台風で、グリーンブロックの後ろから防波堤を越えて大波がザバーン!
「おお、あんな演出あったっけ」と思いました。
(ここで、客席から「かぶったよ!」の声)
いろんなバカなことやってきて、悲惨な思い出がたくさんだけど。
悲惨だったことほど、よく覚えていて、後で懐かしい。
逗子では、これからももっとバカなことしていきます!!
(会場中、割れんばかりの拍手です!)
次の曲は、逗子でやりたかった?(やるのが好きな?)曲です。
No.13「青い船で」
パープルの照明にステージが沈む..
その空に見えるあたり、バックの鉄塔の上方1/3くらいに金色の細かな粒が流れるようにあらわれては消える。
まるで、金の雨が降り注いでいるような。しだれ柳の形の花火のような..
グリーンとイエローの組み合わせにもなったライト。きれいだった。
アレンジは、オリジナルとはちがっていて。上手く説明できないけれど..
かなり後半まで「あー、この歌詞、大好きな曲だけど..タイトルが..」
と、思い出せないくらいだった気がします。
しみじみと聴いた..
No.14「Nobody Else」
1階ステージの縁から、さっきは炎だったけれど今度は噴水!カーテン状に噴出してくる。
金色、白..グリーン系だった気がするライトがそのカーテンに反射してすごくきれい。
ターンターン タ タタ タタタのあのピアノの音がせつなかった。
No.15「カンナ8号線」
いきなりの大盛り上がり!バックの鉄塔にはグリーンのライトがあたり。
その上から下へ、下から上へ。金色の光が駆け抜ける。階段も同じ配色で段差が点滅し始める。
2階ステージからダンサーがブルーと白で描かれたユーミンマークの旗をバトンのように操りつつ登場。
その場でオイッチニ!の感じの行進ダンス。
正面、左、右を交互に向いて途中で、プール前方の小ステージへ移動。
このせり上がる間にも行進ダンス。
8日には、ひざをついて踊ったりするメンバーもいて、すごく盛り上っていたなあ。
小ステージから1階ステージへ、そして2階ステージへ駆け上がるユーミン
そして。
No.16「埠頭を渡る風」
またまた、ステージ正面、噴水カーテン登場!あたっているライトは、影絵を形作っているよう。
花火のような、万華鏡の模様のような..に見えた。
ブルーを基調として、ライトの点滅も激しく、会場とステージが一体となった感じがすごくした。
最高潮!に達したそのとき、演奏がやんだ。
ライトがすべて消えて。
パーン!
花火!が、ステージ向かって左後方(ブルーブロックとの境界)からあがる
5,6発はあがったよね?
きれいだった。瞳に焼きつくようだった。消えてしまうのがせつなかった。
本編終了..しかし、興奮は冷めない。アンコールの声、拍手。
そして..EC
まずはモニターにプールの水面が映る、と同時にイントロがスタートしたのは。
これまたシャングリラをほうふつとさせる
No.17「人魚になりたい」
青いフリルのロングドレスのユーミン..しっとりと歌い上げてくれる。
シンクロメンバー大活躍!だった。振り付けとか、シャングリラとほぼ同じだったかな?
でも、今度は、本物の潮風にふかれながら。
ユーミンのドレスも、フリルのような装飾が風に揺れていて。
そんなところに妙に感動していた..
ブルーっぽかった照明が、白く輝いて。次は
No.18「コバルトアワー」
フリルのドレスは脱ぎ捨てたユーミン。
黒か濃い赤のレオタード?というかタンクトップ?
スカートは、スカートっていうか、腰に巻いたベルトに少しずつ間隔をあけてキラキラ銀色に光るひも状の布が何本もついていて。
これがライトに反射する。
プールの中の円形ステージ。縁から噴水が湧き出る中で歌うユーミン。
シンクロがこれまたかっこいい!まずはこのメンバーの紹介がこの曲でありました。
一人ずつ、ポーズ、決めていたな。
できることなら「彼方に浮かぶ朝焼け」が見えるまででも。
ここにいたい!この時間が続いてほしい!って思いました。
そして、再度、照明が消えて..
拍手は鳴り止まない。
ダブルアンコール
No.19「14番目の月」
7日のピンク席も8日のブルー席も、かなり上の方で、ちょっと恐かったけどのりまくりました。
ユーミン達と一緒に。ジャンプしたり、手を振ったり、叩いたり。
コーラスの3人も前に出てきて踊っていたし。
やっぱり、この曲、けっこうラストに盛り上るよなあ..と思いました。
最後のMC
いつからか2年に1度になったこの逗子。
本当なら去年やるはずだったけどシャングリラでも、同じようなプールを使った演出するし..
ということで、去年、やらなかった。
そして今年も。3年ぶりだし、長かったツアーが終わった直後だし..
「もう、逗子は(やらなくて)いいんじゃない?」
という感じもあったんだけど。
スタッフの一部が、とってもやりたがって。<誰なんでしょう??>やることになりました。
”やって、良かった”です。大切な宝物。なくしてしまうところでした。
(ここで、ユーミンは涙ぐんでいた気がします)
そうならなくて、ほんとに良かった。
これからも、逗子は、体力の続く限り、声の続く限り、やっていきます。
いつか、体力が続かなくなったら。
あの山の上から(と指差したのがどのあたりか..関東の地理は、私はわかりません。
「葉山」って地名言ったかなあ??)
あそこでやってったんだよなあ..と思いつつ見下ろして懐かしむでしょう
でもそれまでは。お付き合いくださいね!
”勿論!!”という感じの拍手と声援の嵐..が。
イントロで、波のように引いていった..
No.20「carry on」
薄紫、青が混じりあったようなライトの色。モニターにはモノクロの映像
映ったのは、まず空、流れる雲。
やがて、モニターには、ユーミンの、メンバーの、映像がオーバーラップして映りだす。
いつしか、バックの鉄塔を照らすライトは、歌詞の世界そのままに、虹の七色に変化する。
端から順に赤、橙、黄、黄緑..
モニターに映るユーミンの表情が、すごく..良かった。
汗でぬれた髪が、顔にはりついても。少し荒い息をふっと吐いた時も。
歌声も、すごく心に染み入る感じがした。
ステージで。ではなく。観客に向けてではなく
どこでもないはるかな場所で。誰にでもなく大空に向けて
ただただ、自分の中から溢れ出すものを
何の惜しげもなく外へ..ときはなっている。
そんな気がした。
心地良い疲れと、満足感と、まだまだ先を目指したいというような想いが
音からも、声からも、そして、あの表情から
伝わってくる気がした。
いつしか胸の前で手を合わせながら、声には出さずに一緒に口ずさみながら思っていた。
”ユーミン、この歌は、私が、あなたに、贈りたい”
「金の炎が燃える場所へ」走りつづけているのは、ユーミンだと思った。
「あなたと闇を越えたい」”ずっと..ずっと..”そう思った。
ラストは..
2階ステージ中央に現れたユーミン
その左右から、バンドメンバー、コーラス、ダンサー..が2人ずつ出てくる。
ユーミンの両側で立ち止まり。ユーミンに向けて
あるペアは空手の礼を。あるペアは親指を立ててサインを
あるペアは腰振りダンス?を。ガッツポーズを..
茶目っ気もあるパフォーマンス..が続く。
そして、正面の階段から1階ステージへ降りたメンバーは下で横に並ぶ。
手をつないで..
最後に武部さんが1人で出てきて。ユーミンの手を取り、2人で降りてくる。
みんなそろって、手をつないだら、客席に向かってお辞儀
そして、手を振りながら、ステージの袖へと消えていった..
みんなを見送って、ラストにユーミン
最後まで、こっちを見て手を振ってくれていた..
8日には。最終日ということで、みんな、まだねばる。
椰子の木を照らすライトもついたのに..
そして。出てきてくれたユーミンと武部さん!!
「ありがとう!!」って、ユーミン..涙声で深々とお辞儀
こちらこそ!!って、言いたかったけど。私も泣きそうだった..
トリプルアンコール
No.21「海を見ていた午後」(8日のみ)
涙で?ところどころ途切れがちだった。高音部では、少し声がかすれて出ないところもあった。
今思い出しても。胸が詰まってくる気がします。
感動したとしか表現できないのがもどかしいくらいに素敵でした..
最後まで。手を振りながら、消えていったユーミン..
ほんとに、素敵な夏をありがとう..
補足
野外ということで、お天気、心配でした。
7日も8日も、途中で遠くの空がピカッと光るシーンが何度かあり、ひやっとしましたが、雨は降りませんでした。
あれ?雷様も聴きにきたのかな?という感じで、演出効果?!はなかなかのものでした。
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