【声劇台本】神隠し

【音楽】みわたか様【声】あなた様【台本】青木 街

何の因果か、 僕は愛されていた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【台詞】 この町は変だ。 そう気づいたのは、 白い花が多いから 人がよく居なくなるから やたらと、あの神社が視界に映り込むから。 遠い山の赤い鳥居。 何かが僕を待っている。 そんな気がしてならない。 周りの人間が一人残らず消えた。 一日、一日と 古い友人から始まり、ついには母も消えた。 毎晩魘（うな）される。 ｢お前さえ来れば全てが終わる｣と 枕元で誰かが言うから、 もう、腹を括るしか無かった。 僕は今あの神社に向かっている。 消えた友人の言葉がずっと頭に残っていた。 ｢あの神社は神を祀（まつ）っているんじゃなくて、封じているらしいよ。 君の気をひく為に俺を消すなんて、 よほど君の事が好きなんだね。｣ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 主人公、友人の一人称はお好きにご変更ください。 【台本についてのお願い】 台詞のコピーと貼り付けはお控えください。 コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。 こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなので他アプリでの使用は控えてください。 よろしくお願いします。 #みわたか実験その1 #街のほんだな #声劇台本