【声劇台本】夢町古書店

【読み手】あなた【音楽】エリック・サティ:ibu様【台本】青木 街

不思議な店主のいる、不思議な古書店。 【台本についてのお願い】 台詞のコピーと貼り付けはお控えください。 コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。 こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなので他アプリでの使用は控えてください。 よろしくお願いします。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【台詞】 いらっしゃい。 学校帰りかい？ 暇をしていたんだ。 さあ、お入り。 今日は本を探しに来たのかい？ それとも、二階を貸してほしい？ …ああ、その本ならそこの青い棚の上から二段目にある。 持っておいで。包んであげよう。 いつも言ってるけれど、お金はいらないよ。 この店は僕（私）の趣味みたいなものだから。 詩は順調か？ …そうか、ゆっくり書くといい。 静かな場所が恋しくなったらいつでもおいで。 僕（私）も学生時代は空想に耽（ふけ）っていたよ。 書き上げたものは知らないうちに失くしていたけれど… 楽しかった。 たまに、あの頃の感性はどこへ行ってしまったんだろうって考えるんだ。 …どうにもならないのにね。 君は大事にするといいよ。 その手に抱いてるものを、 後悔しない為に。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 夢待ち。 【あらすじ】 町の外れにある古書店の店主は不思議な人だった。 一見ただの古民家のように見えるが入口に『…町古書店』と店名が掠れて読めない、小さな看板が飾ってある。 しかし店というのは口ばかりで、実際は店主が長年かけて集めた本を、文学を志す若者達に譲渡しているようだ。 昔はそこそこ繁盛（？）していたらしいが、最近はめっきり人が来なくなったらしい。 なんでも、店主が歳を取らないとかなんとか…。 ✉️ クラシックで1番好きな曲です。 ibu様素敵な音楽をありがとうございます🤍 最近、高校時代に書き連ねた文章が恋しくなりました。 今ではごく一部しか残っていないので捨てなきゃ良かった～😂っていう後悔から作った台本です。 記憶は本当に大切なものだけれど、私の場合アテにならない事が多いので nanaという場所で記録に残して、そして素敵な音楽に出会える事、誰かに声に出して読んで頂いたり閲覧して頂けたりする事、それが本当に嬉しいです。 いつもありがとうございます。 #街のほんだな #声劇台本 #ジムノペディ #サティ