声劇台本「花咲く空へ」
(your name)
声劇台本「花咲く空へ」
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――思い出話に、綺麗な花を咲かせるために。
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時間が経つというのは、どうにも恐ろしく、寂しい。
好きだった喫茶店はコンビニになったし
思い出の公園は、知らない遊具で溢れている。
あんなにも好きだった街に戻ってきたのに
まるで、知らない街みたいだ。
君とくだらない話で盛り上がった、いつもの帰り道。
田舎道、だなんて呼んでたこの道も、新しいものに溢れている。
いつか、この思い出さえ忘れてしまう日が来るだろうか。
僕が、君が、皆が忘れてしまったら
無かったことになってしまうのだろうか。
そんなのは、悲しすぎる。
たとえ、君が忘れてしまっても。
僕だけは覚えていよう。
未練たらしくて、少し情けないけれど。
大切な、僕の宝物だから。
そんな話を、久しぶりに会った君にしたら。
いつもの困ったような笑顔を見せてくれるだろうか。
いつか、話そう。
遠い未来。
遠くの世界で、再開する日に。
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何を思ったか、久々の投稿です。
すっかり文章が書けなくなっていて、悲しいです。
思い出、忘れてますね完全に。
#声劇 #夕月の台本
コメント
2件
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました
- のあᏊ֊ ̫ ֊Ꮚ ᐝお借りしましたm(_ _)m