【短編小説】ハロウィンパーティー ⑦
朗読者(お名前)BGM(Guardian)台本(古畑 時雄)
【短編小説】ハロウィンパーティー ⑦
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【短編小説】ハロウィンパーティー①
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【短編小説】ハロウィンパーティー⑭
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【短編小説】ハロウィンパーティー⑮「最終回」
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【短編小説】ハロウィンパーティー ⑦
私のクラスは文化祭で劇をする事に決まったのだが、劇を何にするかについても、なかなか意見が纏まらなかった。
すると再び担任の若林が、こんな事を言い出したのだ。
「お前ら…」「劇を何にするかも決められないのか…?」「また俺が決めてやっても、いいんだぞ…」
この言葉を聴いた私は、担任の若林に劇を何にするかまで決められてしまうと思い、クラス代表の田中にこう言った。
「田中…」「あなたクラス代表なんだから、ちゃんと仕切ってよ!」
こう私が田中に言うと、田中は私に向かってこう切り出した。
「そうだなぁ」「ハルカ、お前が劇の主役になれよ」「お前には、ハイジが合ってるかなぁ…」
この言葉を聴いた担任の若林もハルカに向かってこう言った。
「ちょうど、お前の背格好と髪型から」「お前は主役を射止めた」「お前、『アルプスの少女ハイジ』のハイジ役にぴったりだ!」
突然の田中と担任の若林からの無茶振りな提案と、また主役抜擢に他のクラスメイトからは拍手が沸き起こったのだ。
そしてその拍手の意味する事とは、クラスで行う劇を『アルプスの少女ハイジ』とする事に賛同すると言う意味で有り、私が主役のハイジ役をすると言う事に同意すると言う意味が込められて居たのであった。
つづく…
【nana短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇)
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【nana短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇)
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