【短編小説】ハロウィンパーティー ⑤
朗読者(お名前)BGM(Guardian)台本(古畑 時雄)
【短編小説】ハロウィンパーティー ⑤
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【短編小説】ハロウィンパーティー⑮「最終回」
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【短編小説】ハロウィンパーティー ⑤
私は一年生の頃、マサトに告白して断られた苦い経験から、マサトに対し毛嫌いする様になっていた。その為、私はクラスメイトのサトミに、渋谷駅傍で行われるハロウィンパーティーの誘いを諦めたのだ。
そして季節は十月上旬に入り、私の高校では文化祭が行われる事となった。二年生で有る私達も、お化け屋敷、食べ物屋、そして劇など、クラスが纏まってこの大イベントに臨むべき筈なのだが、私のクラスは相変わらず意見が纏まらない。
すると担任の若林がこんな事を言った。
「意見が纏まらないから、くじ引きで決める」「クラス代表の田中、くじ引きするからくじを用意してくれ」
この言葉を聴いた田中は、担任の若林に向かってこう言ったのだ。
「先生、クラスで文化祭を何にするか、くじで決めるんですか…?」
その言葉を聴いた担任の若林は、ニヤッと嫌らしい顔をしてこう答えた。
「俺の今年の運だめしだ」「俺は今年、初詣でおみくじ引けなかったから、今からお前らの為に引いといてやるよ!」
この言葉を聴いたクラス全員が、空気読めない担任にドン引きした。そして選りによって劇と言う、とてもハードルの高いくじを引き、更にクラスをドン引きにさせたのであった。
つづく…
【nana短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇)
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【nana短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇)
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