【声劇台本】春の遺書
【音楽】レーニャ様【声】貴方様【台本】青木 街
【声劇台本】春の遺書
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儚い日々、
【台本についてのお願い】
コラボの際は音源主様の方へ拍手やコメントなど反応をして頂けると幸いです。
台詞のコピー、貼り付けはお控えください。
また、台本はnana内でのコラボのみでお願い致します。
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【台詞】
淡い色の桜が降り積もる、山の奥の駅。
来ない電車を待ち続ける。
誰もいないホームに行方不明の私(僕)がいる。
(01.12~)
風が甘い香りを纏う四月。
山道を歩き続けて辿り着いたのは
赤い鳥居が連なる綺麗な神社。
春の境内には消えかけた貴方がいた。
魚の泳ぐ澄んだ池のほとりで
死を前に静かに佇んでいる。
(00.43~)
「貴方が消えると聞いてここまで来ました。」
困ったような笑みが痛々しくて
壊さないように優しく、その頬に手を添わせる。
「神様、最期にひとつだけ願いを叶えて。」
遺書は残した。
覚悟はいらなかった。
貴方とふたりになれるなら、
人の道を外れてもいいと思った。
唇を重ねる。
「神隠しをして。」
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✉️とても久々な神隠しのお話です。
ふたりはずっと昔からの仲良しで、引越しやら進学やらでふたりの距離が空いてしまった頃に「神様が力を失ってしまった」と主人公に知らせが届きます。
神様の死が近いことを知った主人公が家出して神様に会いにいくというお話です。
覚悟がゴリゴリに決まっている主人公なので家を出たその瞬間から自分が生きて帰ることはないと思っています。
このお話のその後について色々お話したかったのですが、皆様の想像にお任せすることにしました。
神様のお話をまた書きたいとずっと思っていたので書けて良かったです!今日1日かけた甲斐があった!
掛け合いにしても楽しそうなお話だなと思ったのでいつか出来たらなと思います。
ここまで読んで頂いてありがとうございました🌸
そしてレーニャ様、素敵な音楽をありがとうございました…!🫶🏻🤍
#街のほんだな #一人声劇 #声劇台本
(𝑲𝑰𝑺𝑺の表現普段することないので青木はハラハラしています。)
コメント
1件
- よえお借りしました…!🙇♀️