小説 『船』 (第1〜7話 完結)
曲・谷山浩子 ピアノ・にわとりのとさか 文・城村優歌
小説 『船』 (第1〜7話 完結)
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小説「船」 完結版です。
あんまりにも長くなってしまったので、
2つくらいに分けようかと思ったのですが
とりあえずそのまま連ねてみました。
スクロールしにくかったら
コメ欄等にご意見ください。
分割も考えてみます。
旧nanaで編集したので
新nanaで読みにくかったらすみません…🙇♂️💦
この物語は、歌詞の解釈ではなく
歌詞から勝手に妄想を広げた
小説になっております。
歌詞の内容からはかなり逸脱し
帰着の場所も歌詞の本意とは
異なります🙇♂️
推敲を重ねましたが、
全7話になってしまいました。
にわとりのとさかさんの
https://nana-music.com/sounds/06b0d08b
美しいピアノ演奏をお借りして
文章のみの投稿とさせていただきます。
よろしければお付き合いください🙇♂️
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▶︎ 船 1
子どもの頃のおまじない。
白い折り紙で船を折って、それを枕の下に置いて寝ると、好きな人に会える……。
とうに忘れていたのに……
いいえ、本当は違う。
忘れようとして記憶の引き出しに鍵をかけておいたのに。
白い折り紙の船を掌に乗せ、私は頬を寄せる。
突然、何の言葉もなく音信不通になってしまった彼のことを忘れられなくて、せめて夢で逢えたならと思って折った。
あの時はどんなに願っても、夢ですら逢えなかった。
彼の友人に消息を尋ねても、船から落ちたと思って諦めろと宥められた。
波にさらわれていく彼の姿を思うと、いても立ってもたまらず、何度海に行っては波の彼方を眺めただろう。
寄せ来る波も彼の行方は教えてくれなかった。
私はその折った船を、まるでお守りのように持ち歩いていた。
それを持っていれば、ばったりと彼に逢えるのではないかと…
いや、そんな夢みがちな少女のような期待はなかったけれど、どうしても捨てられず手帳に挟んでおいたのだ。
それから仕事に追われているうちに、三年が経った。
手帳は年毎に替えたが、折り紙の船はどうしても捨てられず挟み直した。
ある日、ふと立ち寄った古い洋館を改装したカフェの奥に占い師が店を開いていて、私を見ると手招きした。
「あなた、すっと忘れられない想い人がいるね。
その人に逢わせてあげようか」
わかるんですか?
占い師は口元だけで笑って顎の先で頷いた。
「全部見えてしまうのさ」
目は笑っていなかった。
むしろ厳しく射るように私を見ていた。
「その船は、もういい加減力を持ちすぎているよ」
その船と言われて、私はすぐに折り紙のことだとはわからなかった。
「船ってなんですか」
「自分で念を込めたものを持ち歩いておきながら、なんですかはないんじゃないかい。
だから、歪んでしまったんだね」
歪んだ…
私は慌てて鞄から手帳を出して、折り紙で作った船を占い師に見せた。
「折れたり曲がったりはしてないですよ」
「見た目のことなら私が言うことはないよ。これは何かまじないに使ったんじゃないのかい」
私は迷ったが、枕の下に置くおまじないの話をした。
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▶︎ 船 2
わかっちゃいないね、と占い師は小さなため息をついた。
「“まじない”も“のろい”も、同じ字を書くのは、それが同源だからさ。どんな願いを叶えてもらいたいかで、“まじない”にもなり“のろい”にもなる。
物事は心持ちひとつなんだよ」
占い師は静かな目で私の見つめ、手を差し出した。
「今、私を占わなくていいです。急いでますから」
おかしな言いがかりをつけられたと思った私は、その手を振り切るように急いで背中を向けた。
すると、その背中に向けて、投げ縄のように占い師の声が追いかける。
「逢わせてやろうか」
私は足を止め、振り返った。
「どうしてわかるんですか」
愚問だと言うように占い師は首を横に振る。
「逢いたくて“まじない”をした。
でも逢えなかった。
何故だかわかるかい」
事情もろくに知らないのに、と思うと悔しくて私は黙った。
「仕方ないねぇ。本当はわかっているくせに。
ほうら、行ってごらん。そしたら思い出すよ」
占い師は口の端で笑うと、また手を差し出した。
握ればいいのだろうか、と躊躇していると、占い師の掌の上に何かが浮かび上がった。
丸い水たまりのような…揺れてキラキラと光を反射する鏡のような。
薄青く光って儚く美しく、見つめていると吸い込まれそうだ……と思った瞬間、占い師がにやりと笑って私の顔の前に掌を向けた。
弾けるような光が眩しくて瞼を固く閉じた瞬間、私は生暖かい風とともに、光の穴に吸い込まれていった。
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▶︎ 船 3
体がゆらゆらと揺れている。
足の下が揺れているのだ。
怖くてしばらく目を開けられなかったが、閉じているのも怖くなって、私は恐る恐る目を開けた。
自分ひとりきり、船の甲板にいた。
あたり一面、霧に包まれているが、海の上を行くこの船は竹芝桟橋から出ている東京汽船とわかる。
そうだ、これはあの時の……私が乗りたくて乗れなかった船。
過去に来てしまったのだろうか。
あの時、彼と私は青ヶ島に行くはずだったのだ。
なのに私は船に乗れなかった……どうしてだったか、行けなかったことだけを覚えている。
そして、彼の哀れんだような目……。
はじめに青ヶ島に行きたいと言ったのは彼だった。
言語学を研究している彼は、世界各地に存在する絶滅危惧された言葉を収集していた。
「言語グループで分けると、国境で分けられた国とは違う国ができるんだ。
民族とも違う、語族という世界が存在するんだよ」
私は、自分には見えない世界を見ている彼が好きだった。
彼が話してくれる言葉の系統樹や古い歴史を経て変化していく言葉のことは、彼ほどに詳しくは解らなかったけれど、聞くのは楽しかったし知りたいと思った。
ある時は数学に弱い私に、彼は悪戯っぽく笑って話してくれた。
「人類で一番先に、その系統樹から枝分かれしたハッザ人という少数狩猟民族がアフリカにいてね、ハッザ語は他のどの言語とも類縁関係がなくて、言語学上は“孤立した言語”って言われてる。
ハッザ語にはね、数を表す言葉が2までしかないんだ。3以上はいっぱいって言う。
1(イチャーメ)、2(ピエ)、たくさん(アツェ)。
当然、数学は存在しない。君にはその良さがわかるだろう?」
数に縛られないなんて幸せね、と私も笑った。
その彼が、青ヶ島に行くと言い出した。そこには危機的状況の消滅危惧言語があるのだと、切々と私に語った。
「八丈島や青ヶ島の言葉を、島言葉や方言と言う人もいるけど、八丈語も青ヶ島語も本州の言葉とは違う、独立した言語だと僕は考えてるんだ」
簡単には渡れない島ではあるが、旅行者が来れば言葉の流入は防げない。ユネスコからも消滅の危機を発表されるほどの状況なのだと彼は語気を強くする。
「だから、行って調べてきたいんだ。行くのにも時間がかかるけど、どのみちしばらく滞在しないと帰ってこれないし、この耳で青ヶ島語を聴いてみたいんだよ」
少年のように目を輝かせて話す彼を見ていると自分も行きたくなった。いつも彼の世界は、彼の頭の中にあるのだ。どんなに言葉を尽くして説明してもらっても、見ることはできない。
でも、青ヶ島に一緒に行って彼が言葉を収集している様子を見れば、もっと彼の気持ちに近づけるような気がした。
「私も一緒に行きたいわ。いいでしょう?」
当たり前に、うんと言ってくれると思っていたのだが、その時、一瞬の間が空いた。
「そうだね」と返事はあったものの、あまり気持ちの入っていない声だった。
ぐらりと足元が揺れて、今居る場所を思い出す。
過去の記憶を辿るなら、良い思い出だけをなぞりたかった。
いつも優しく寛容な彼。このままずっと一緒にいたい。そんなシンプルな願いが、叶わなかった。
そうだ、あの後、しばらくして口論とはまではいかないまでも、喧嘩になった。
ぐらり、また足元が揺れる。
記憶を掘り起こそうとしているみたいだ。
ぐらり、ゆらり。
薄霧に包まれた景色は、まだ晴れない。
私は揺れに体をまかせるしかなかった。
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▶︎ 船 4
人は苦痛をいつまでも記憶できない。
痛みも苦しみも、時と共に薄れていく。瘡蓋が剥がれて、いつのまにか傷痕もなくなってしまうように、心は痛みを逃す。
思い出したくない記憶を掘り起こすなんて、傷跡を再び抉るようなものなのに、と私は眉根を寄せて前方を見据えた。
船は大きく揺れていたが、海に落とされはしなかった。
私は傍らの手すりを掴んで両足に力を込めた。
穏やかに続いていた彼との間に起こった諍いの原因は、なかなか思い出せない。
船は霧を分けて、世界の果てを目指すように進んでいく。
顔にかかる波飛沫と共におぼろげに浮かんでくるのは、会話の断片。
「そんなに言葉について研究してるのに、あなたは気持ちを全然言葉にしてくれないのね」
「だって言葉は必ずしも正確でも真実ではないだろ」
「でも、言葉にしないと何もわからないでしょ」
「“わかる”という言葉だって錯覚か幻想のようなものさ」
そうだった。
愛してるという言葉だって、それが真実かどうかは言葉では計れない。
あの一瞬の躊躇がなければ、喜びとともに受け入れられたかもしれない言葉がたくさんあった。
あの頃から、私の心にするすると薄暗い影が入り込み始めていたのだ。
何について話していた時だっただろう。
「世の中には対訳できても、それと同じ意味の単語がない言葉があってね」
また言葉に喩えて、真意をはぐらかされるかもしれない、と私は彼を疑った。
「“侘び寂び”とか“木漏れ日”とか、探しても日本語だけ、という単語はたくさんある。他の言語にも、そういうものはたくさんあるから、世界で通じる共通語を作ろうとした人がいたんだ」
「世界どこでも通じる言語をみんなが覚えたら、母国語がいらない時代が来るかもね」
彼はそれを聞くと少し強い目で私を見つめ、寂しそうに笑うと
「そうかもしれないね。
それでも同じ言語を使っても、通じ合えない人はたくさんいる。
それは母国語でも同じさ……」
と小さく首を振った。
あの時、彼の横顔がとても疲れたように思えて、私は怖くなった。
それでも私はまだ、愛しさがあれば何を言っても彼の傍にいられると思っていたのだ。
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▶︎ 船 5
どのくらい船は進んだのだろう。
霧と海だけの世界は、どこまで進んでも同じところに留まっているみたいだった。
まるで、私の気持ちと同じ…。
忘れようとしても、どうしても次の恋に行けなくて苦しかった。
本当は、それを自分の執着だと認めたくなくて目を背けていた。
向き合ってこなかった自分の気持ちが、この景色だった。
「後悔という名の航海か……」
ひとりごちて空を見上げると、途端に霧が晴れた。
海が凪ぎ、耳が痛くなるような静けさが鏡面の海原から迫ってきた。
不自然なほど真っ青な空と海の間に、船は止まって浮いていた。
静まり返った海は怖かった。何を言っても静かに微笑んでいるだけの彼のように。
あの時、肯定でも否定でも、すぐに返事をしてくれたら。
青ヶ島には研究に行くのだから、ひとりで行きたいなら、そう言ってくれたら私も納得した。
一緒に行ったとしても研究の邪魔などするつもりもないのに、と私は独りでわだかまりを膨らませていった。
そして次第に、互いに青ヶ島のことを話題にし辛くなっていった。
訊ねたくて仕方ない私と、触れてほしくなさそうな彼。
その頃から、他のどんな話をしていても、細い綱の上で立ち話をしているような心細さがあった。
ぐらり。
凪いでいたはずなのに船が揺れる。
船の舳先に、彼の姿が浮かび上がった。
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▶︎ 船 6
まぼろし……。
どうせ、ここはまやかしの世界なのだ。高を括ってみたが、彼の姿を目の前にすると、どうしようもなく心が騒いだ。
沈黙を我慢できずに声を掛けてみる。
「久しぶり」
彼は静かに微笑んだ。
「どうしてた?」
できるだけさりげない声で問うてみたが、彼は微笑むだけだった。
言葉の接ぎ穂が見つからない。
カサリ…
音に気づいて足元を見ると、手帳に挟んであったはずの折り紙の船が落ちていた。
私は慌てて拾い上げる。
手にした折り紙の船を見せて、私は彼に話しかけた。
「これ、覚えてる?」
折った船の舳先を彼につまんでもらい「目を閉じて」と私が言う。
「もういいよ」と彼が目を開ける時には、舳先は帆先に変わっている。
子ども騙しの遊びだけど、その時間が私はとても好きだった。
目を伏せた彼の顔をずっと見ていたくて、わざと勿体をつけて時間稼ぎをし、彼を見つめた。
「もういいよ」なんて言わないで、ずっとそうしていたいと思っていた。
彼に折り紙を見せると、あの頃と同じように、手を伸ばして帆先をつまんだ。
「目を閉じて」
言われるままに目を閉じる彼の顔を見つめていると、懐かしさと胸苦しさで折り紙を持つ手が震えた。
そうしているうちに、あの頃のことが甦ってきて、たまらず言葉が口をついて出た。
「ほんとは、ずっと会いたいと思ってたの」
こんなに好きなのに、どうしてそれだけじゃいられなかったんだろう。
好きなら両手を広げて、無防備に笑っていればよかったのかもしれない。
「あなたが、青ヶ島に出発する日を教えてくれなかったから、嫌われたんだと思ってた。
だから何度も忘れようとしたの。
でも、できなかった。
だって、あなた何も言ってくれなかったから」
あの頃の私は、いつか傷つくんじゃないかと未来に怯えて、言葉の盾で自分を守り、自分が納得できる言葉を彼に要求してばかりいた。
どうして何も言ってくれないのと詰め寄る私に、彼はいつも困ったように微笑んだ。
「もし僕たちの言語が、ハッザ語みたいに本当に必要最小限の単語しか持たなければね」
と、あの時、彼は呟いた。
「それじゃ誤解が増えるだけよ。
それを補うために、言葉は進化してきたんでしょう?」
あの時の彼の顔。
悲しそうに微笑んでいた。
目の前にいるのに遠くて遠くて、言葉にしなくても、その距離を痛いほど感じた。
今ならわかる。
言葉を増やして行間を埋めていくことは、進化かもしれないけれど、一方で退化なのだ、ということを。
私たちは良くも悪くも、何かを新たに作りながら何かを壊し、時と共に葬っていく生き物なのだ。
なのに、あの頃の私は。
「言ってくれなきゃわからない」
そう思い込んでいた。
素直に信じればよかったのに、できなかった。だから私は言ってしまったのだ。
「もう、あなたの何を信じていいかわからない!」
彼が遠ざかったのではなかった。
距離を生んだのは、疑いを持った私の心。
彼は、いつも彼のままだったのに。
私は折り紙の船を放して、甲板に膝から崩れ落ちた。
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▶︎ 船 7
彼はまだ折り紙の船を摘んで、目を伏せたまま悲しそうに微笑んでいた。
黙して見つめていると、彼の姿は影絵が伸びるように大きくなり、あれよという間に空一面に広がった。
影に包まれた私の上に、巨大な折り紙の船の破片が崩れ落ちる。
甲板が傾き、私は慌てて近くの手すりに走り寄って握りしめた。
凪いでいたはずの海から、高波が押し寄せる。
甲板に砕け散る波しぶきに、私は思わず目を閉じた。
その時。
「あんた、その呪(まじな)いだか呪(のろ)いを、自分で解かにゃあ戻って来れんのよ!」
天から、あの占い師の声が降ってきて、私は我に返った。
そうだ、本当は自分を解き放ってやりたかったのだ。
私は目を開けて、空を覆い尽くす闇となった彼を見上げた。
そうね、と小さくひとりごちる。
「あの時、自分の気持ちしか見てなかった。話し合おうと思えば、あの時の未来は違ったかもしれない。
それか言葉に頼らずに、あなたを無心に信じていればよかったのよ」
どうしてとばかり詰め寄る私に、ぽつりと彼が言ったことがあったっけ。
「ごめんね」
違う。謝るのは私のほうだ。
今更だけど謝らなくてはと思った。
そして、もう終わりにするのだ。
私は彼を見上げ、手すりを握る手に力を込めた。
「ごめんね。
私、変わるわ。
だから、あの時は、ごめんなさい」
許して欲しいというのではなかった。
これでもう吹っ切れると思った。
途端、巨大化した折り紙の船が折れ曲がり、私は荒れ狂った海に放り出された。
帆先が舳先に変わるのを目の端で捉えながら、海中に引き摺り込まれて、うねりに揉まれながらも、私はほっとしていた。
終われた…。
と心の中で呟いた時、私は古い洋館のカフェの外に立っていた。
明るい午後の日差しに照らされた地面は、からりと乾いている。
握りしめた掌の中には、くしゃくしゃになった折り紙の船。
洋館の奥を覗き込んだが、占い師などいなかった。
折り紙の船を摘んで陽に翳すと、花びらのように粉々になって風に消えた。
私は、ふっとため息のような笑みを漏らすと背筋を伸ばし、洋館を後にした。
丘の上の公園から見下ろす海には、大小の船が浮かんでいる。
海を眺めながら駅に向かう足取りが、こんなにも軽い。
「さよなら」
私は空を見上げて微笑んだ。
〈完〉
•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*
貴重なお時間をいただき、
長文お読みくださり、
ほんとうにほんとうに
ありがとうございました🙇♀️
たくさんの感謝を🍀
城村優歌 拝
#うか谷山浩子
#うか小説
#nana文芸部
コメント
32件
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- Yuuri夕食後のひと時、うかさんの朗読が聞こえるようなそんな読み心地よい文章が、忘れかけていた創作への想いを刺激してくれました😚✨美しいピアノの音がより想像力を掻き立ててくれる素敵な投稿をありがとうございました✨✨✨
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- ぎゅうにゅう心を整えて読ませていただきました📖 占い師や船上の場面などの映像イメージ、そして、うかさんの歌声を聴いている時に感じるのと同じ、切実な感情の動きを受け取りました。 うかさんの頭の中では映画監督みたいに作品が出来上がっているのかなと思いました🎬 生成AIがもう少し進歩したら、動画にしてくれるかも知れませんね。 あと、小説という媒体では、言葉にならない気持ちを伝えるのも言葉に頼らないといけないんだよな〜と思い至りました。 散らかった感想ですみません🙇♂️ 次回作も楽しみにしています!🌈
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- ななトン言ってくれないとわからない、、という気持ちわかりますーー!弱いんですよね。正体のわからない大きな不安が襲ってくる。私も同じです。1人で生きていけない。言葉は進化してるのではなく、退化してるにドキッとしました。この女性は前を向けたかな🥺
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- mtm完結したのですね。最後まで一気に読みました。暖かい読後感でした😊ところでジェネビーブ ボン ペッティンガーさんのことは御存知ですか?余計な情報失礼致しました。次回作期待しております…
- 清水はこべ(箱) ★コメント・返信休みます拝読しました! 偶然かもしれませんが、読み終わりと、曲の終わりがぴったり同じで、私自身、旅に出て帰ってきた感があり、読み終わってから少し、放心状態でした。 悲しいけれど、救いのある終わり方で(と、私は受け止めました)、静かに余韻に浸っています。 ひっそりと、「私」が次に出逢う人は、言葉で行間を埋め尽くす人であって欲しいなと願ってみます。 個人的には、恋愛においては、「幸せであれば、退化したっていいよね」と思っていたりします。ただ、退化の速度が異なると、これまた悲劇を生みがちだとは思うので、次に出逢う人と一緒に、幸せな退化を楽しめる毎日が訪れますように。 キャプションの分割については、私はこのままで良いように思います。読み終わりと曲終わりのタイミングが、全ての人で同じとは限りませんが、私の速度にはぴったりで、個人的にはこの形式で読めて、とても良かったです! ただ、私、どちらかというと、読むのが早い方なので、他の皆さんがどうお思いになるかは分かりませんが……。読む速度は人それぞれと思うので、最終的には、うかさんご自身が、一番納得できる形がいいと思います。
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- わび(wabi)
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- わび(wabi)
- ryuzzz最初に「船から落ちたと思ってあきらめろ」というところを読んだときは、これは笑わせるための話かと思ったのに、違った(^_^;) 会話と一人称がリズムよく切り替わって、そこにピアノのBGMがかぶさると、あまりにも自然に溶け合って聞こえる。 "それでも私はまだ、愛しさがあれば何を言っても彼の傍にいられると思っていたのだ。" ↑こういう区切りのつけかた、うかさんの作る物語の魅力のひとつだと思う
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- うか🐾城村優歌🐈TL遅🙇♀️コメントお休みし〼🙇♀️
- 清水はこべ(箱) ★コメント・返信休みます1話の段階から少しずつ続きを楽しみにして読みたかったような、1〜4話を一気読み出来てラッキーだったような。 先に歌を聴かせて頂いて、歌詞を検索して、世界観が凄すぎて、ほわーーー!となったんですね。これがどんなお話に?と、わくわく読み始めたら、あっという間でした! 長さを感じませんね!! 最初、ここまでが(キャプション掲載の1〜4話が)1話かと思って、続きのサウンドを探してしまったくらいです! 続きめっちゃ気になります! 楽しみです!!! そして、なるほど、ひとつのサウンドに続きを書いていく連載の仕方もあるんですね! nanaの長尺化で、長編を読んでいても音楽が終わらないので、ひとつのサウンドに長編を載せても良い感じになるんだな、と、目から鱗です! 新nanaが登場した際、キャプションの仕様をみて、「ああ、もう、書き手はお呼びじゃないのかな?」なんて、勝手に少し拗ねた気持ちになってたんですが、やっぱり音楽と物語の融合は良いですね!nanaじゃないと味わえない形態だと、改めて思いました。 こうして、優れた書き手の方が、優れた作品を書いて下さると、もしかしたら、後に続く人達が現れて、色んな優れた作品が読めるようになるかもしれませんし、運営さん側でも、新nanaでももっと読みやすいUIを検討して下さるかもしれませんね。そういう意味でも、夢膨らむ作品をありがとうございます! ああ、それにしても、この先どうなってしまうのか……。不穏な空気を孕みつつ、しかし文章が美しくて、ああ、ほんと、どうなってしまうのか……!!!