名の数(朗読 台本)

読み手 あなた 書き手ミチル猫

初めまして！と挨拶を交わして私は動物の名前を名乗りました。この場所では私は動物の名前なのです。 それから私は指先一つで違う場所に向かいました。ここでは動物の名前ではなく、私は野菜の名前で呼ばれていました。 またまた、指先一つで違う場所に移動します。今度の場所では私はお菓子の名前を名乗っています。 指先一つで行ける場所……。 それは無数にあり、 ある場所では宝石を名乗り、ある場所では花の名を名乗ります。 時には本の中の登場人物で、 時には神にもなります。 たった一人の私には数え切れないほどの名前があったのです。 おはようございます！ こんにちは！ こんばんは！ 久しぶり！ 沢山の人に出会ってはその人の名を呼ぶけれど私の目の前にいるその人の名前は いったいいくつあるのでしょうか。 --------------------------------------------------------------------- 素敵な演奏ありがとうございます！ 天使の怖れ【聖剣伝説２】 菊田裕樹 #聖剣伝説2 #天使の怖れ #菊田裕樹 #ゲーム #ピアノ #ミチル猫台本