2人声劇台本「栞織.flac」
◆(彰)○○ × ◇(栞織)○○ /台本:raira⋆̩☂︎*̣̩
2人声劇台本「栞織.flac」
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3作目
1分半のプレッシャー😂
入るかな………ギリギリかな?💦
某アプリに載せてたシナリオをこちらに持ってきました。
あっちは話を長引かせなくてはいけないと必死で
こっちは短くしなくては、と必死に……。
性別変更可能です。
アドリブ入れられるかな……時間ギリギリだと思いますが、お好きにどうぞ。
あ。コラボ頂けるときはテキストコピー掲載は御遠慮ください❌💦
ご使用時は拍手頂けると嬉しいです🥰
コラボの際は伴奏者さんにも拍手お願いします!
BGM、そうすけさん。お借りしました!
ありがとうございました!
◆彰(あきら)
高校2年生。心霊事務所に所属。
高1の時、突然霊感が上がり事務所に声をかけられる。
それ以降、様々な事件に巻き込まれていった。
大事な事ほど、黙り込む癖がある。
◇栞織(しおり)
高校2年生。彰の幼馴染み。
彰の事が好き。
霊感はほとんど無かったが、彰の近くにいる事で
力が強まっていたと思われる。
おっとりしているが、しっかり者。
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◇「本当に、幽霊が居るなんてねぇ」
◆そう言って栞織は、のんびりと笑う。
✤
◇「………え? 彰?」
◆夏が終わりかけの、学校の屋上で。
栞織がそう呟いたのが始まりだった。
ふと巡らせた視線の先で、
俺達は、久しぶりに再会したんだ。
◇「彰がさ、前に心霊関連の事務所に入ることになったって言った時、とうとう病んじゃったのかな?って心配したよねぇ。」
◆「お前、信じてなかったのかよ…」
◇「あはは、ごめん。親心みたいなものだよ、唯一の幼馴染みとしてのさ。
……でも、流石に信じるよ。こうして、会えたんだし。
本当に心配してたんだから。怪我だって、増えてたしさ」
◆「穏やかな霊ばかりじゃ、ないからな」
◇「何があったか話してくれないし」
◆「守秘義務があるからな」
◇「……彰、元々あんまり笑わない方だったけど、事務所入ってからちっとも笑わなくなった」
◆「………」
◇「笑えなくなってたんでしょ?
心が痛くてさ。息も上手く吸えなくて」
◆「ーーー」
◇「馬鹿だなぁ、彰は。
本当は悲しいのに悲しいって言えなくて、
本当は優しいのに、それを伝えるのが下手くそなの」
◆「栞織ーー」
◇「笑って、彰」
◆頬に、栞織の冷たい手がそっと触れた。
◇「彰の笑った顔が好きだから。
誰よりも、一番大好きだったから」
◆しおり、と名を呼ぼうとした瞬間、
頬に触れた冷たさが消えて、俺は一人残された。
◆秋の乾いた風が、頬を伝った涙を
ふわりとさらって、散った。
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コメント
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- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました