彼と彼女のクリスマス〜第8章〜
BGM:c・書き手:香魚
彼と彼女のクリスマス〜第8章〜
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この小説が生まれたきっかけのプレイリストになります。
❄️彼と彼女の8小雪←「雪」がポイントです。
https://nana-music.com/playlists/3921812
🎄彼と彼女のクリスマス プレイリスト
https://nana-music.com/playlists/3926734
※妄想クリエイティ部に投稿したものを、加筆修正しています。
※この短編小説を声劇や歌にしたい方は、原案が私・香魚である事の明記と、最終章を投稿後にアップする無音コラボサウンドを使って下さいませ。
(聴きに伺いたいので、コラボ履歴に入れて欲しいです)
※nana以外の持ち出しはご遠慮下さい。
12/7 天気 はれ
会社にて。
2人は今までと同じように仕事をしているが、目が合うとお互いに顔を赤らめつつ、微笑む。
会話は周りの目が気になり、できない。
(明日、何着て行こう…)
(明日、道間違えないようにしなくちゃ…)
仕事が終わり、彼女が先に席を立ち、
「お先に失礼します。」
と、フロアを後にした。
彼は気づかぬふりをしつつ、スマホからLINEメッセージを彼女に送る。
彼女は持っているバッグが振動していることに気づき、急いでスマホを出して確認する。
彼からのメッセージに、ホッとする。
(上司からじゃなくてよかった。なんだろう?)
画面には『明日、よろしくお願いします』の文字。
彼女も返信しようとするが、慌ててスタンプを送信してしまう。
(先輩に当たる彼にスタンプ送っちゃったけど、敬語だから、い、いいよね。明日謝ろう。帰ったら持ち物の準備して、服決めて、お肌のお手入れもしっかりして、早く寝なくちゃ!!)
彼女が会社を出た頃、まだ仕事が終わらない彼のスマホが振動する。
彼は周りに気づかれないように内容を確認した。
アメリカンコミックのキャラクターの敬語スタンプの
『よろしくお願いします』の文字に、彼は驚いた。
(このスタンプのキャラクター、選んだカップと同じだ…)
帰宅した彼女は、鏡の前で服選びに悩んでいる。
「あー!服が決まらないー!どっちにしよう。え?もうこんな時間?お風呂入らなくちゃ!」
彼も帰宅し、車の中にプレゼントとCDを先に後部座席に置いている。
「これでよし。あとは、晴れてくれれば。」
❄️続きはこちら
https://nana-music.com/sounds/0679aad6
❄️二次創作用の空コラボ音源はこちら
https://nana-music.com/sounds/0679ade6
#妄想クリエイティ部
#cさんに感謝
#箱ちゃんに感謝
#なかゆきさんに感謝
#香魚が綴る物語
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