【二人声劇】好きなものマイノリティ
読み手: 台本:砂糖水
【二人声劇】好きなものマイノリティ
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自分の好きなものは誰かの嫌いなものかもしれない
▶︎「」
▷『』
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▷可愛いは正義って言うけどさ
じゃあ、可愛くない私は…悪なのかな
▶︎「やっぴー、どうしたの辛気臭い顔してさ」
▷『…ふられたの』
▶︎「あぁ、やっぱり?
素の自分で行くんだって言ってたもんね」
▷『はあ…何がダメだって言うのよ!!』
▶︎「そりゃあピアスだらけで
袖をめくればタトゥーがあって…
服だってかっこいいもんね
彼氏より」
▷『ほんとはこういうのが好きって言ったら…そんな恰好あり得ないって
はぁ…結局、幻想の私としか付き合ってなかっただよ』
▶︎「あんたは優しいよね」
▷『何が?』
▶︎「まだ期待してるんでしょ?
恋した男が、素の自分を受け入れてくれるって」
▷『そりゃあ…まあ…』
▶︎「あたしはもう諦めてるよ
自分の好きなものを好きって思えない人にしか恋できないんだから
しょうがないよね」
▷『自分の好きな格好してるだけなのに…
可愛くないってそんなに悪いことかな』
▶︎「私たちの好きなものって世間的にはマイノリティだもん
必要なのは世間からの理解より、
変な目で見られても自分を貫く覚悟でしょ」
▷『…あんたの方がかっこいいよ』
▶︎「ありがと」
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コメント
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- さかさま🌑素敵でした!お借り致しました