♟️ 神っぽいな
💄八千代真瑠(cv雨音)☂️朱紗凜音(cv蒼音風)💭瑞乃恋良(cv海月∞)🍭秦野梨夢(cv李里葉)
♟️ 神っぽいな
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〝 Gott ist tot. 〟
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凜音の瞳には、それはどうにも全てが特別で、キラキラとした物に見えた。
実際の所それはどこにでもある様な、特別価値の無い物だし、家に帰ったら忘れてしまう様な物だ…って、わかっているのに。
それなのに、どうしてか毎回これを見付ける度に持ち帰って、思い出の品として残したいと心は動いてしまう。
ザザ、と波の押し寄せる音を聞きながら。
桃色、灰色、薄茶色…と様々な色をしたそれを一つ一つ丁寧に丁寧に拾って、集めて。優しく握りこんで…。
それを繰り返して、両手いっぱいにして、満足感に浸る。
そう。これが…
「…凜音さん、それ…«貝殻»?」
「うん…!記念にと思って…!」
凜音流、海の楽しみ方_______!
【番外編 No08 : 家族】
「…そんなに沢山…保管、どうするの…?」
「エッ…?!え、ーとぉぉ…」
メンバーみんなでお忍びで訪れた日帰り旅行…!お昼頃に着いて、お昼ご飯を食べて…早速海に…!…という所までは良かったのですが、実は凜音…水は得意じゃないんです…。
増してや、凜音と華ちゃんは水着を着てしまうとお忍びじゃなくなっちゃうからダメ!…と真瑠ちゃん達から反対を受けているので、どちらにせよ入れないし、サングラスの着用も余儀なくされてて(´・ω・`)
何だか少し勿体なさを感じてしまいます…
(…と、言いつつ華ちゃんは普通に男の人に声掛けられて色々と奢ってもらったりしてたからなぁ…)
結局凜音に勇気さえあれば全て解決する問題だと感じてしまえばもう何も言えません…。。
そんな少し落ち込んだ気持ちでスタートした海。凜音の気持ちを上げてくれたのは偶然見つけた貝殻で…!ついつい夢中になって集めていたら、全く後先の事も考えられてないことに恋良ちゃんの一言で気付くことになってしまいました…。恥ずかしいし情けないです”…。
恋良ちゃんはそんな図星をつかれた凜音の反応を見て、やっぱり…と言葉を零して
「…凜音さんは夢中になると後先考えないで行動しがち…だし。」
と呆れたように言う。こ、心が…痛いです…
「ごっ…ごめんなさいぃぃ…」
そう謝罪を入れれば全く、と言わんばかりに溜息を吐いていて…。そんな恋良ちゃんの反応に、一時期は嫌われてるんじゃないか…と思っていたんですが、わざわざこう言ってくれるのは凜音の事をまだ見捨てて無いからだって気付いてからという物、恋良ちゃんからのこう言った言葉は少し暖かく感じます!…
「まぁ…なんでもいいけど。」
でもやっぱり最初に言葉を貰った瞬間はちょっと…というか、相当悲しいですっ!!(´;ω;`)
…そんなこんなで、凜音はやっぱりダメダメだなぁ、なんて考えている時。
いつも意図せぬ形で自分に自信を持たせてくれるのは________
「ねーーーっ!二人とも見て見て〜っ☆これー!梨夢と一緒に貝殻集めて来たんだ〜っ!!☆」
「大量ですねっ!真瑠さんっ…!」
「「「「…あれ…」」」」
明るくてポジティブで、凜音とは正反対な存在の真瑠ちゃんだったりするんですよね
ーーーーーーー
「えええええええこんなに戻す必要あるぅー?!せーっかく取ったのにー!!」
「ま、真瑠ちゃん…!!」
「…梨夢…。」
「す…すみません…。こんなに取った所で…とは思ってたんですけど…楽しそうにしてる真瑠さん見てたらつい…。」
流石に大きなバケツ一個に溜まった貝殻を見た恋良ちゃんに止められ、今はせめてバケツの三分の一位になるまで貝殻を砂浜へと戻す作業を淡々と行っています…。
不満そうに嘆く真瑠ちゃん、反省する梨夢ちゃん、静かに咎める恋良ちゃん…と反応はそれぞれで…。
戻している途中でも綺麗な貝殻を見付けるとついつい反応してしまう凜音や真瑠ちゃんを止める恋良ちゃんの姿は何だか珍しい物を見た気分に浸ってしまいます…
(いつも興味無い、って感じだけど…)
やっぱり、未来を見据えて行動出来る人は凜音の憧れです。
「って…あれ?これ…」
ふと、目に入った看板。そこには、『貝殻工房』と大きくカラフルな色を用いて書かれていて、貝殻を使った可愛い工作の品の写真が貼られていた。その工作…というのも、貝殻を使ったUVレジンや、フォトフレーム、キャンドル、アクセサリーまで。様々な種類があるみたいで、どれも可愛いし綺麗だし、しかもお手軽な値段で出来て…。
そんな魅力的な看板に目を奪われていると、
「うっわ〜!!すごぉぉーー!!」
「き、綺麗…!」
「…可愛い、ね。これ。」
そんな凜音の姿を見てか、三人が後ろからやって来て口々にそう言った。…やっぱり何だかんだ女子高校生…って感じで、『♛ADOLESCENCE♛』のメンバーはみんな可愛い物に目がなかったりする節があるなーと思う時もあります。
「えええしかもこれ拾った貝殻で出来るのー?!」
「これなら無駄にもなりませんし…ありじゃないですかっ?恋良ちゃんっ…!」
「…別に…私に聞かなくても…」
みんなが口々にあーだこーだと会話を繰り広げる中で、ふと、凜音の中にはある人の顔が思い浮かんで。
(…もしも、これを渡したら…)
「…りんや、喜んでくれるかなぁ…?」
「「「…りんや?」」」
ふと、心の中でこっそりと呟いたはずだった一言がいつの間に言葉になって出ていたようで…。それに気がついてハッとした時にはもう遅かった。
「あ、あぁ…!え、ええとぉ…」
「なおやって誰…?も、もしかして…凜音の彼ピッピーーー?!?!☆」
「凜音さんに彼氏?…いや、それは…」
「な、何だかロマンティックですね…?!」
「ち、違うよぉぉぉ…!!!」
なにか否定しようとしたその瞬間から、みんなが一斉に凜音にグイグイと詰め寄ってくる。何か言葉を発する間もなく押されてしまうともう凜音には勝ち目がないなんて事もわかっていて…どうしようもなくなって、凜音は
「り、りんやはっ
凜音の«弟»ですぅぅーーーー!!!」
勇気を振り絞ってそう大きく声を上げた。ポカンとした顔をして三人がこっちを見てくる。暫しの沈黙………。
「お…弟ーーー?!凜音って弟いたの?!」
沈黙を破って最初に口を開いたのは真瑠ちゃんだった。真瑠ちゃんは驚いた様な顔をしてこちらに目を向ける。何も言わずとも、他の2人の表情も同じ様に驚きを隠せないように見えた。
「う、うん…みんなとはまだ家族のお話とかしてなかった…から、知らなかったと思うけど…、」
そう言ってみれば、梨夢ちゃんがうーんと少し考える様な素振りをした後にそのまま続けて
「まぁ…そう、ですね…なんというか…話しづらさとかもありましたし…。」
とそう言っていて。その言葉に二人も同意する様にうんうんと頷いていた。
「…凜音さんの、弟…。何だか、想像つかないな。」
そうボヤいた恋良ちゃんに対して、真瑠ちゃんも大きく何度も首を縦に振って見せた後にてっきり一人っ子だと思ってたもん!と凜音に向けて言った。その言葉に対して正直お姉さんっぽくないし…と納得して。その後に言葉を発した。
「えと…りんやは、八歳差の弟なんです…」
「えーー!!八歳差?!ってことはー…えー…十七、十六、十五…十歳ってことじゃん?!」
「十歳…ってことは、小学生位…ですよね?」
「そう、だね…!今は一応小学四年生、かな…!」
「…一応?」
普通に交わしている会話の中でこういった部分の違和感をすぐに感じ取ってる恋良ちゃんは一見興味無さげに見えても何やかんや話をしっかり聞いてくれてるんだなぁ…と感じて嬉しくなるのももう何回目だろうか。
「あ…えっと…。その、りんやは…。」
でも内容がないようだけに少々言いにくさを感じつつ、少し行き詰まった後に。
「…生まれつき体が弱くて…。あんまり、学校には行けてないんです。」
そう答えてみせれば、あー…と反応してどこか悲しげな顔をする真瑠ちゃんや梨夢ちゃん。
「だから貝殻工作を…って、事かー。」
真瑠ちゃんは凜音の心情を理解してくれたみたいだった。こくと頷けば梨夢ちゃんや恋良ちゃんもなるほどと言うように頭を振った。
「そっかー弟ねー…アタシは末っ子だから下の子の事ってわっかんないんだよねー。でもぜーったいカワイーじゃん?!いいなぁー!」
いいないいなと凜音にそう言う真瑠ちゃん。それに対してあはは、と笑った梨夢ちゃんは声を上げて
「真瑠さんはお姉さんがいるんですよねっ?二人…」
と言ってみせる。それに対して真瑠ちゃんはビックリしたような顔して
「えっ!そーそー!二人いるよ!社会人と大学生のおねぇ!梨夢に話したことあったっけ?」
と言った。…それに対して「えっ?!」と声を上げて焦ったように顔を顰めた梨夢ちゃん。
「あー…えっと…かなり前に配信で一度お話していたと…オモイマス…」
…疚しい事がありそうな声色でそう言った彼女。それに対してそっかー!と納得する真瑠ちゃん…。…何だか、真瑠ちゃんの為にツッコんだ方がいいんだろうけど、触れちゃいけない気がして…踏み込むのをやめた
「…梨夢は…兄弟とか、いるの?」
「あ、…えっと、はい…!うちは兄がいて…。二歳差で今は別の高校に通ってるんです」
「えっ、おにいいるのー??!なんか想像つかないなー!」
「梨夢ちゃんのお兄さん…!何だか、しっかりしてそう…!」
「え…いや、全然ですよ?おバカですし冷たいしケチだし…あれは兄って言いません…」
「…仲、良いんだね」
「いや、全然ですって…!」
そんな梨夢ちゃんにはお兄さんがいるみたいで…。「兄弟がいる」っていうのは変わらなくても、それぞれ反応とか接し方が違うのって何だか素敵だなと思ったりします(*˙꒳˙*)
「あ、恋良は一人っ子なんだっけ?」
「…うん、お父さんとお母さんと三人暮らし、だよ。」
「恋良ちゃんが一人っ子…は、何だかぽいですね」
そんな中でこのメンバー内では唯一一人っ子だと言う恋良ちゃん。…これは、凜音にあんまりお友達がいなかった…って言うのが一番の理由なんだろうけど、何だか一人っ子の人…というのは物珍し感じて
「恋良ちゃんは、妹とかお姉ちゃんとか…欲しいって思ったりする?」
と興味本位で聞いてみた。すると、恋良ちゃんは「うーん、」と一つ悩む様に声を上げて、その後に
「…私は特に…かな。…というか、今はあまり絡みは無いけど…うちは…なずがお姉ちゃんみたいなとこあったし…。」
なんて、そんな事を言った。
「……え?恋良となずってそんなに深い関わりあったの?!」
「うん。…うちのお隣になずが住んでるから。」
真瑠ちゃんの問いかけに対してそう淡々と答えてみせる恋良ちゃんに、全員驚いた表情をして固まった。
(…恋良ちゃんとなずちゃんって普段あんまり話してる所とか見ないからなぁ…)
勿論裏で話してる、と言われればそれまでだけれどあまり表立った絡みのない彼女たちだからこそみんなも意外だと思っているんだろうと思う。…けれど、二人の過去や悩みについてあまり知らない凜音はこれ以上深く聞いてしまったらいけないんだろうな、と少し感じて。
「…じゃ、じゃあ…みんなが良かったら、一緒に貝殻工作しよう…!兄弟とか両親とかにプレゼント、みたいな…!」
話を逸らす…というついでに、自分もやりたい…とそう思って。こう言ってみれば。
「いいね〜!賛成〜っ☆」
「…兄に渡すのは気が乗らない…ですけど…両親になら、いいかもしれませんね…。」
「…みんながやるなら、やる。」
と三者三葉の反応を見せた。…なんだか、そうやってお誘いを入れて同意を貰える…なんて両親や弟位だったから…かな、何だかお友達からこんなふうに言って貰えるのも…勿論、お友達と海に行けるのも、すっごく嬉しいって感じてて。
だから、今日ばっかりは柄にも無く。皆の先頭に立って、そして
「行ってみよっか…!」
そう前進してみちゃったりして。
…一緒にいるだけで幸せになれて、安心できる…そんな大切な存在で。何だか、『♛ADOLESCENCE♛』も『家族』みたいだなぁ、って。
そんな事を感じる今日この頃。
(お父さん、お母さん…りんや)
凜音は、今すっごく幸せです…!
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曲名 / 神っぽいな
本家 / キノピオP様
伴奏 / QuesTesT 様
サムネイルイラスト / 李里葉 様
歌 / 💄八千代 真瑠【CV 雨音】
https://nana-music.com/users/2000156
☂️朱紗 凜音【CV 蒼音風】
https://nana-music.com/users/1850790
💭瑞乃 恋良【CV 海月∞】
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🍭秦野 梨夢【CV 李里葉】
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『♛ADOLESCENCE♛』公式アカウント
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『歌詞』
🍭愛のネタバレ 「別れ」っぽいな
💄人生のネタバレ 「死ぬ」っぽいな
💭なにそれ意味深でかっこいいじゃん…
☂️それっぽい単語集で踊ってんだ
♟️失敬
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
💄💭ぽいじゃん ぽいじゃん
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
☂️🍭神っぽいな
💭もういいぜ もういいぜ それ
もういいぜ もういいぜ
逆に興奮してきたなあ
🍭おっきいね おっきいね 夢
おっきいね おっきいね
💄景気いいけど 品性はTHE END
うええい うええい
(☂️Gott ist tot)
♟️神っぽいな それ 卑怯 神っぽいな それ (🍭My God)
アイウォンチュー ウォンチュー IQが下がっていく感じ
♟️邪心っぽいな それ 畢竟 邪心っぽいな それ (💄My God)
アイヘイチュー ヘイチュー 害虫は どっち
💭その髪型 その目 その口元
その香水 その服 そのメイク
💄💭アレっぽいな それ 比況 アレっぽいな それ
☂️その名言 その意見 その批評
そのカリスマ そのギャグ そのセンス
☂️🍭神っぽいな それ 卑怯 ぽいな ぽいな ぽい
♟️憧れちゃう!
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
💄💭ぽいじゃん ぽいじゃん
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
♟️とぅ とぅる とぅ とぅ とぅる ”風”
☂️🍭神っぽいな
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