蓋子　【一人声劇台本】

読み手　あなた　台本　なぎかん

君は何も悪くないよ。 拍手、コメント、自由にどうぞ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ずっとずっと、憎くて仕方なかった。 日々を連ねるたびに、「好き」が共有されていくたびに、私（僕）という存在が薄れていく。 髪に触れる、顔を触る。…私そっくり。 私が、あなただったらよかったのに。私の方が寂しいのに、苦しいのに、許されるのはいつもあなたの方。私はそれが許せない。 先に生まれたからって、数秒早く生きてるからって幸せになれる回数が減ってしまうなんて、ひどいと思わないか。 …だから、私は取り返す。痛みも苦しみも全て置き去りにして、「私」に閉じこもる。奪われた「偉いね」も、「愛してる」も、全部、全部取り返すんだ。 （1:16） …あ、起こしちゃった？　ごめんね。 …ううん。独り言。 …おやすみ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お借りしたBGM DOVA-SYNDROMEから 「夜明けの雨」 written by nagikan #病み #孤独　#闇　#なぎかんの台本 #1人声劇 #一人声劇 #声劇台本 #声劇 #台本 #朗読台本 #朗読 #1人朗読 #一人朗読 #台詞台本 #セリフ台本 #台詞 #セリフ