途中で
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③
密:紬、マシュマロは……。
紬:マシュマロは、いつものマシュマロを月見団子みたいに器に盛っておこうかな。
東:あと、お月見の時には、お団子の横になにか植物も置いてたよね?……すすき、だったかな?
丞:さすがにあれまで用意しなくてもいいだろ……。
東:そう?せっかくなら本格的なものを用意した方がいいかと思ったんだけど。
丞:それはわかるが、そもそもあんなものどこかに売っているのか?
紬:うーん、この近くの花屋さんでは見たことないかな……。
東:そっか……残念。
誉:とりあえず、密くんのマシュマロの買い出しに行く人と臣くんに月見団子の作り方を聞きに行く人、それから監督くんと左京さんにお月見会開催の許可を求めにいく人もいた方がいいかな。
丞:許可を取らずに話を進めていたのか……。
紬:じゃあ、許可は俺がもらいに行くよ。マシュマロは、密くんが自分で選びにいった方がいいかな?
密:うん、マシュマロのためなら、買い出し行く。
誉:ならばワタシが密くんの付き添いを……。
密:東、ついてきて。
誉:密くん!?
東:僕をご指名?……ふふ、いいよ
誉:密くん?なぜワタシの方を見ないんだい?もしかして遅い反抗期かな?まったく密くんは……。
密:アリスうるさい。
丞:……ということは、残った俺と有栖川が伏見のところへ行くのか。
紬:そうだね、お願い丞。
丞:はあ……わかった。
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