1人声劇『狂った時間』夜に駆ける
読み手様:○○ 台本:野良猫
1人声劇『狂った時間』夜に駆ける
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こちらも、《夜に駆ける》を題材にしたものです!
歌や小説とは違った所があるかもですが、私なりの表現として味わってもらえると嬉しいです♪
「っ…」のあとにある言葉。その意味は、誰も分からない。という感じで、あまり使わない文字と言いますか…表現ですが、少し考察がはかどればいいなと感じています♪
多少のアドリブなど可能です
男女兼用です!
一人称などの変更は可能です!
語尾などもご自由に言いやすい感じで大丈夫ですよ♪
素敵なBGMをありがとうございます!
読んでくれる方お待ちしております♪
──台本──
私の仕事は、貴方のような人達を誘う(いざなう)こと。
記憶を消して、私だけを見てもらうことで、私を警戒することはない。
貴方が自ら絶つことが出来るまで、時計の針の音が規則正しく鳴るように、貴方の常識を麻痺させる。
っ…
「疲れた」
そんな言葉が不意に出た。
「もう嫌」
そんな言葉が口から零れた。
消え入る言葉で呟く私に、貴方は私の手を引いて駆け出す。
貴方は私を寵愛するように、私もそれ以上に不安定な愛を見せる。
貴方は、私と共に堕ちていく。
そう。寵愛の様に見えて、それはハリボテの誘惑に過ぎない。
貴方が消え入る前に、すかさずキスをすればそれだけで終わりだから。
っ…
「ありがとう」
最後に言葉をこぼしたのは、無意識なのか意識なのかは、よく…分からなかった。
#夜に駆ける #台本 #1人声劇 #女性目線 #男女兼用 #隠された本音
コメント
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- 野良猫
- 酸素ゴリ不足おかりします