1人声劇『残された時間』夜に駆ける
読み手様:○○ 台本:野良猫
1人声劇『残された時間』夜に駆ける
- 56
- 4
- 0
YOASOBIさんの《夜に駆ける》を聴いていて浮かんだ台本です!
小説の方は読まず、歌詞とMVの雰囲気などを元に書いてみた作品です!
多少のアドリブ、アレンジ可能です!
男女兼用です!
一人称などの変更可能です!
素敵なBGM、ありがとうございました!
読んでくれる方お待ちしております♪
──台本──
目を覚ましたら、君がいた。
いや、君がいる
いつも居るのに、なぜそう思えたのかは分からない。
君は、いつも夜になれば必ず屋上へ行く。
そして、いつも僕が止める。
悲しそうな、苦しそうな…そうでもない様な、僕には分かりえない表情をしていた。
時計が規則正しく鳴り響いて時が流れるように、僕達には終わりが来ることがなんとなく分かっていた。
君は触れないでと言った。
だから僕は、触れないでいた。
大丈夫。まだ時間がある。
そう、願っていた。
君は触れた者を消していく。
僕は君を抱きしめる。
だってそうだろ?
君を愛してるのは僕だけだから。
抱きしめて堕ちていく感覚を遮るように、君を抱きしめて、ゆっくりと感じる時空へと変わっていく。
堕ちたあと、僕は気づいた。
君は…君は、本当は……
#夜に駆ける #伴奏 #台本 #1人声劇 #男性目線 #男女兼用
コメント
まだコメントがありません