第十一場 鹿鳴館3
--
第十一場 鹿鳴館3
- 8
- 1
- 0
みつ…美桜音ひめな
鍋島:
「当時、脱藩はある意味『大歓迎』だったのかも知れません」
ビショップ夫人:
「リストラクチャリング?」
みつ:
「リストラ…?」
鍋島:
「財政を再建させるために退職を余儀なくされたということでしょうか?」
松本:
「武家社会は建前社会」
千秋:
「(松本に)自ら職を辞してくれて、わざわざクビを言い渡す手間が省けた、という事ですか?」
鍋島:
「ですが脱藩者は腕に覚えのある剣客ばかり、ある意味、脱藩者こそ」
みつ:
「侍の中の侍、だったのかもしれません」
千秋:
「そうだね」
コメント
まだコメントがありません