【声劇】憧れ
読み手: 私×みかん 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】憧れ
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#炭酸水の台本 #台本
「兄様!見てください!
私だって木剣くらい振れるのです!」
『本当だ!さすがは俺の弟よ!
だが、危ないから無理はするなよ?』
「兄様、私の剣筋はいかがでしょう!」
『うん、大変な上達ぶりだ
俺もうかうかしていられん』
「兄上…素振り中に失礼いたしまする
良ければ…稽古をつけてはくださいませぬか?」
『はあ…はあ…某が教えられることなど…
お前の剣の腕はもはや…いや…某で良ければ相手をしよう』
「兄よ、なぜ稽古に来られぬのですか…
私は…あなたと…」
『黙れ!某に恥をかかせて楽しいか?
貴様にあっさりと抜かれた某をあざ笑うつもりか!』
「兄上…」
『下がれ…!貴様と話すことなどない』
「また、泥酔されたとか
もう私は道場を預かる身
身内がこの様では、門下生に示しがつきませぬ」
『ふん、俺の身の振り方で変わる示しなど、無価値も無価値だ』
「そうですか…もう、何も言いますまい
私は…あの兄様に認められるたかったのに…」
『くそ…お前が某に憧れたならば…何故…某はお前のようにはなれんのだ…!』
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- 工グゼクティブソーダ
- 牡蠣系女子みかん🌻
- 工グゼクティブソーダ
- 牡蠣系女子みかん🌻私もお兄ちゃんやりたい