プロローグジョー
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プロローグジョー
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鐘(玄関に行くと、ジョーくんの外履きがまだあったから、彼はまだ校内に居るのだろう。よかった。ここで待ってればいずれ会えそうだ。なんて、考えていた矢先にジョーくん発見。)
鐘「あ、あの、」
ジョー「どうした坊ちゃん。」
鐘「ぼ、坊ちゃん?」
(年上のはずの俺を坊ちゃんと呼ぶ彼女…いや、彼はジョー・サクラバと言うらしい。しかし、後に彼の名前はジョーではなく市之丞だということを俺は知ることになる。武器は二丁のリボルバー。)
ジョー「…そんなことより何か用か?」
鐘「あ!あーっと…これ!ジョーくんの?」
ジョー「ん?鍵か?」
鐘「うん。落としたんじゃない?」
ジョー「…たしかめてみよう。」
鐘「…どう?」
ジョー「いや、鍵は全て持ってるな。」
鐘「えぇ?ほんとに?」
ジョー「たしかにそれに似たタイプのものもあるが、ここにある。ほれ。」
鐘「ほんとだ。」
ジョー「でも、それが坊ちゃんの鍵でなく誰かの落し物なら…
相手は困っているかもな。」
鐘「や、やっぱり?」
ジョー「早く届けてやるといい。」
鐘「…うん、頑張る。ありがとう。」
ジョー「ではな。」
鐘「うん。」
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