日常の歪み
台詞台本:八針
日常の歪み
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歪んでることを理解した日。
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何時もの会社。何時もの風景。
酷くつまらない毎日は自分にとって退屈でしかなかった。
「生きたくない。」
日々が同じ事の繰り返し、窮屈で、退屈で、使い古した毎日が何時しか心を押し潰していた。
「何か非日常が欲しい」
そう考え始めたのは何時だったか。
気がつけば夢も希望も見失っていた。
子供の頃に置いてきた感情。
怒りたい時に怒って
泣きたい時に泣いて
寂しい時は温もりを求めてハグを強請った。
やりたい事をやりたい、したいことをしたいと言えなくなってどのくらいだったのだろう。
歌を歌いたい。
演技をしたい。
男になりたい。
着たい服を着たい。
人を愛したい。
言いたい事を言えない世界。
口に出すと嫌われると知って、口に出せなくなった自分。
[普通]を語る人々の偏見。
ありふれた日常が酷く歪んでることを知った。
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毎日が少しずつ歪んでいることを知っても
日常は変わらずやってくる。
どんなに望んだ所で身体は変えられない。
わかってはいるのに、なんだかやるせない。
ってポエムなことを常日頃考えてます八針です
ぶっちゃけ台本の方が才能ある気がしてきております。
ちなみに台本はこちら⤵︎ ⤵︎
https://nana-music.com/sounds/05759160
#声劇 #哀愁
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