【朗読台本】てんとう虫の歌
環境音:aru-kaiさん 詩:ちょむ 朗読:貴方のお名前
【朗読台本】てんとう虫の歌
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鼻唄メヌエット
ーーーーーLyricsーーーーーーー
太陽を背負うのは
空だってしんどいだろう
伸ばした背がときどきたわんで
泣きたくもなるだろう
光だって重いんだよ
洗い立てのポプラの樹が
空のしたで
手を伸ばす
ために
受けとる
日の光を
受けとる
ために
手を伸ばす
そうやって 明日もまた
蜘蛛の巣のすみっこで
ひらひらと揺れていた
錠(じょう)のないランドセルと
かたっぽだけの赤い翅(はね)
君と私は似ているね
空にも樹にもなれないのなら
せめて名前を背負ってやるよ
高架線の暗がりで
ぎこちなく繋ぐ私の
指先で ふくらむ血が
はじけるよう
光のむこう
✴︎
だれかが私を呼んでいた
あの虫とおなじ重さで
だれかがそこに立っていた
おなじように照らされていた
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#朗読台本 #一人声劇台本 #コラボ待ち #コラボ用 #春 #ちょむ詩
コメント
3件
- 無音デ雨🍎歌垢鼻歌がいい味出してる(о´∀`о)
- 理々杏お借りしました\(^o^)/ちょむさんの詩も声も大好き😙❤️❤️❤️
- ちょむ麦穂さん、感想ありがとうございます。光だけじゃなく暗い部分も感じ取って頂けて嬉しい。 鼻唄可愛かったですかww恥ずかし!