今日も少女はラッパを吹く
少女: 台本:NESO
今日も少女はラッパを吹く
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空の闇に飲まれて死ぬのと夜の闇に飲まれて死ぬの
そこに違いはあるのでしょうか
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二つの国の争いはこの星の空に晴れない雲をかけました
日の陰りによって争いは多くの国に広がりました
燃える町、血だまりの道、灰になった友達
たくさんのものが壊れてしまいました
あるとき賢者は言いました
世界を救うためにいかなる犠牲にも目を瞑ろうと
そして大地は毒を吹き、人は渇きに苦しみました
妹は私に太陽とは何かと聞きました
忘れてしまった温もりを出来るだけ言葉で伝えました
温かさを知らないこの子の手はいつしか冷たくなっていました
かつて獣だった者たちは荒れ狂い
いつしか化物となりました
闇夜に輝くその光は人を深い暗闇に飲み込んで行きました
やがて四つの国の王が星を捨てることを決めました
そして、「聖選」が始まりました
殉ずる者には導きを、反する者には聖裁を
すべてが終わった最後の日
箱舟が空に飛んでいきました
あの箱はきっと棺です
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<登場人物>
少女:彼女にとって世界は万華鏡のようだった。
だけど、そこに映っていたのは地獄。
それでも最後の最後まで彼女は必死に生きた。
<楽曲>
・DOVA-SYNDROME
「夢の中ならば」 written by soundorbis
<注意>
コラボの際は台本に拍手・コメントをお願い申し上げます
若干の言い回し、口調等の変更は構いませんが、大幅な変更はご遠慮ください
台本のコピペは禁止とさせて頂きます
<あとがき>
今回の台本はタイトルがふっと降りてきたので書き上げた台本です。
神話とSFを混ぜたような雰囲気にしたくて自分なりに表現してみました。
相変わらず尺に余裕が無くて申し訳ありません。
そろそろ、星のシリーズも続きを書きたいなぁと思う今日この頃です。
#声劇 #声劇台本 #一人声劇
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