長編朗読台本【世界の種】 第八回
お名前をどうぞ 台本: かきつばた。
長編朗読台本【世界の種】 第八回
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長編朗読台本【世界の種】第八回
ジャンル:ファンタジー
人数:二人
声劇ユニット『かきつばた。』著
999(スリーナイン)
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【登場人物】
□筑紫春樹(ちくしはるき)
男性 大学生
■謎の青年
詳細不明
【コラボ条件】
◎台本をお使いになる際は拍手をお願いします。
◎コメントは必須ではありません。
コメントありがとうございます。
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お手数ですが、よろしくお願いします。
【続話】
長編声劇台本「世界の種」 台本: かきつばた。
https://nana-music.com/playlists/3189339
【コラボして下さった方】
◎プレイリスト
長編声劇台本「世界の種」コラボさま
https://nana-music.com/playlists/3189386
※台本が読みにくくなるのを防ぐため、前回までのあらすじ等は割愛させて頂きました。以前の台本を追って、ご確認下さい。
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(台詞)
□筑紫春樹
■謎の青年
「」なしは、全て春樹のモノローグ
程なくして、目的の駅に着いた。
何もかもが普通だ。
やはり定期券も改札に反応したし、問題なく見知った地に足を着ける事が出来た。
多分同じに見えるだけで違う場所なのだろうが、そんな事はどうでも良かった。
周りを見渡す。
やはり、男性しか目に入らない。
□「なにか、文字を確認したいな……」
目に入った、交差点名。
□「此岸之?」
仏教で、この世を表す「シガン」
「博之(ひろゆき)」とか、男の名前で時々見る、そう、平仮名の「え」みたいな字、「ノ」だ。
□「しがんし? のがんし?」
とりあえず、メモしようとジーンズの後ろポケットから、スマホを取り出す。
□「あっ」
一緒に入れてた、コンビニのレシートが落ちた。
■「落ちましたよ」
□「あ、りがとうございます」
会話、できてるよな――。
□「あ、あのっ、小山田(おやまだ)記念病院って、こっちですよね!?」
だから、目的地を口にしてみたんだ。
■「あなた、ひょっとしたら〝あっち〟から来た人?」
□「……は?」
■「ようこそ。999人目の迷い人さん」
(第九話に続く)
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文章編集 かみな。
サウンド編集 ももつばき。
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