長編朗読台本【世界の種】 第一回
お名前をどうぞ 台本:かきつばた。
長編朗読台本【世界の種】 第一回
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長編朗読台本【世界の種】
ジャンル:ファンタジー
人数:一~二人
声劇ユニット『かきつばた。』著
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第一話 違和感
【登場人物】
筑紫春樹(ちくしはるき)
男性 大学生
◎春樹の父(故人)
享年 死因 設定なし
【コラボ条件】
◎台本をお使いになる際は拍手をお願いします。
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お手数ですが、よろしくお願いします。
【続話プレイリスト】
長編声劇台本「世界の種」 台本: かきつばた。
https://nana-music.com/playlists/3189339
【コラボして下さった方】
◎プレイリスト
長編声劇台本「世界の種」コラボさま
https://nana-music.com/playlists/3189386
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(台詞)
◎以外、筑紫春樹の独白
「」なしは、モノローグ
俺の名は、筑紫春樹。
講義を終えた俺は、妹の見舞いのため、病院に、直で向かっている最中――。
「……あれっ」
見慣れた、〝いつもの〟街路樹が……。
「なんか……違う?」
立ち止まって、じっと眺めてみる。
(※一拍置いて)
違う……よな……。
でも……どこが違うか、どうしても分からない。
(※一拍置いて)
「は、時間の無駄、か……」
面会時間に、間に合わなくなったら大変だ。
――いいんだよ。
考えても全然分からなかったんだ。
きっと大した事じゃない。
◎春樹の父『――違和感というのは、心が訴えてくる警鐘なんだよ』
死んだはずの、父さんの声が――聞こえてくる。
◎『違和感の正体は――』
そんな事は、どうだっていい。
妹が、里桜(りお)が待っているんだ。
◎『街路樹の高さが、いつもと違ったんだ』
だから、そんなのもう、どうでもいいんだよ。
◎『なあ、ここは本当に、お前の住む街か?』
もう黙ってくれよ。
◎『戻れ。今なら間に合う。逆に向かって走れ』
「止めてくれ! 俺は里桜の所に行くんだ! だからっ――」
(第二話に続く)
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文章編集 かみな。
サウンド編集 ももつばき。
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