コメント
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    月見花
    > 123

    さん あなたを愛しています。ずっとずっと、悠久に。

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    123
    苦悩と諦念、幾許かの失望。すっかり温くなった紅茶を陶器ごと砕けてしまえと自暴自棄にかなぐり捨てる強さはなく、只々怠く無気力に。己の存在価値や色彩すら瑞々しく生を謳歌する花々には比べ物もならないと。そう、透明な劣等感の水底に沈められてやがて腐り枯れゆくのを待つような。そんな空虚を抱えているくせに、軒並み連なった花々へ紛れる振りをして色も香りもない花を携え笑って過ごす日々が、その痛みが。ささめく声音がしっとりと、在りもしない傷口へやさしく染み込んでゆくような錯覚。貴女が寄り添ってくれなければ、私は自分の虚しさにすら気がつくことはなかった。貴女の所為なのでしょう。だから、どうか手折り散らす覚悟がないのなら、一生手放さずに愛でてくれませんか。