無名百物語第三章【台本】
ぱや
無名百物語第三章【台本】
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相当な早口になりました
早口でも感情とか入れられるようにしたい…(何回目)
台本(コピペ)
懐かしい 夢を見た
私の大好きな少女の顔
嬉しそうに微笑む幼い顔
宝箱に入れた少女との思い出
幼かった少女はいつも笑顔だった
無邪気だった 毎日私を手に取ってくれた
いつしか私は感情を持つ" 異物 "となった
別に良かったんだ
当たり前のように少女のことを考えた
それと同時に" 私 "は消えてゆくことを悟った
だからこそ私は今を噛みしめ少女に出来ることをしようと思った
思ったんだ
けれど所詮私はdoll(ドール)
出来ることなんて何一つなかった
誰かに動かされて弄ばれる(もてあそばれる)doll(ドール)
少女の笑顔を自ら行動してつくることは出来なかった
時間が来た 私は少女いやあなたに最初で最後の恩返しを....
思えばこれは神様のイタズラか何かだったのか
拭いきれない程の雨粒のような涙を流しながらあなたに言った
「幸せだった」
私はあえてあなたに別れの言葉を告げなかった
" またあなたと巡り会えるから "
静まり返ったそこにはあなたの涙が残っていた
無名百物語第三章
Emotional doll(イーモーショナルドール)の恩返し
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