声劇 鍵盤のワルツ
台本:あいざわ 読み手:○○
声劇 鍵盤のワルツ
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少しロマンチストな
ピアニストのお話。
私自身、ピアノを弾いているのですが、
集中して弾いていると、
やはり音楽に飲み込まれる感覚があります。
(個人的なものだと思います)
でも流石にここまではならないですかね...
☪︎アレンジ全然OKでございます。
☪︎コラボの際は拍手かコメントをして下さると
喜びますので、良かったらお願いしますね。
台本↓
僕の指は、黒白の鍵盤の上で
美しく滑っていく。
つるつると冷えた鍵盤の感触は、
僕を緊張の渦に巻き込むけれど、
曲を奏で始めた途端、それはがらりと変わる。
....そう、それは
大広間でワルツを踊るような感覚。
軽やかなステップに心を弾ませつつ、
ゆったりとしたターンでなめらかに。
時に激しくジャンプをしたと思えば、
優しく手を取り合ってみたり....
僕の足は縺れることなく、ステップを踏んで、
指先は歌を歌うように音を奏でる。
優しい音色は僕の身体と心を包み、
そのメロディーに流れるように身を任せれば、
僕は音楽に自然と一体化する。
曲の終わりに優しく離れる指先は、
名残惜しくも、美しい。
拍手の音が溢れ、
僕の気分も高揚してくる。
ああ...これだから、
ピアノを弾くのはやめられないんだ。
#声劇 #声劇台本 #朗読 #朗読台本 #本と万年筆
コメント
2件
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました✨
- れんくん@たまごうまお借りしました!有難うございます!(〃・д・) -д-))ペコリン