【90秒Ver.】Tyrant(Never More4)

神父(〇〇さま)×吸血鬼(●●さま)×師父(▽▽さま)

⚠attention!!⚠ ・BGM製作者様への拍手もよろしくお願いします。 ・台本の転載はいかなる場合も全てお断りします。 ・台本転載を見つけた場合削除依頼をします。 ・nanaからの持ち出しを固く禁じます。 ・大幅なセリフの改変、展開の変更は禁じます。 ・アドリブは「より面白くなる自信のある方」のみ可能。 ・台本名変更、登場人物に固有名をつけるのは一切御遠慮ください。 ・ご使用時にはお気持ちの拍手をお願いします…！ ・「借ります」のみのコメは割愛推奨。 ・感想はモチベーション維持に繋がるため大歓迎！ 遊座個人創作台本コミュ https://nana-music.com/communities/958963 …………………………………………………… 【神父】敬虔(けいけん)なる神のしもべ。信仰に厚く神を冒涜(ぼうとく)する存在は許さない。高位の退魔師も務めていて悪魔を捕まえて使役(しえき)したり滅殺したりしている。殺すか使役するかは気分次第で絶妙にサイコパス。 【吸血鬼】神父とつかず離れずの距離で観察している吸血鬼。裏社会のネットワークに通じていて神父が必要とする情報はだいたいコイツが握っている。神父の残酷さと人間らしさを気に入っている。 【師父】自称、神父の育ての親で退魔の師匠。 神父の住む協会はこの人物の所有物。気まぐれで破天荒。神父が若干引いて抑え役に回るほど自由気まま。 しかしその技はまるで精緻なレースのように精巧であり、アストラル界に干渉したり精霊を使役したり、あらゆるものを武器にするスタイルで実力は未だに神父よりやや上回る(ただし物理的な喧嘩はそろそろ負ける) 数々の逸話を残すが、今までで最も情緒のない武器はお盆だったと神父は語る。 …………………………………………………… 【師父】お前が後進育成や退魔研修に興味ねーのは知ってるが、奉仕の精神で受け入れろ。ハイハイ、愛してるぜBibiche(ビビッシュ)(Telephone) 【師父】神の御加護アタック！！ 【吸血鬼】うわ！！ちょっとなんなんですかこのオッサン！！ 【神父】コイツはオレの、オレの？テメェ、オレのなんなんだ。 【師父】育ての親で退魔の師で教会の持ち主でしかも直属の上司だぞ！？ 【吸血鬼】それだけ肩書きあるのに紹介に迷うってなんなんです？ 【師父】そうだそうだ！ 【吸血鬼】大体アナタ、対人関係全面的に雑なんですよ。 【師父】外面いいくせに身内に厳しい！ 【吸血鬼】他人事(ひとごと)みたいに言ってますけど、育ての親を名乗るならもっと情操面(じょうそうめん)しっかり教育しておいてください。 【師父】スミマセン。 【吸血鬼】そもそもなんで出会い頭に聖水ぶっ掛けて来たんですか。 【師父】あぁ？そうだったそうだった。悪いが人外、とりあえず死んでくれ。 【神父】そういやそうだな。とりあえず乗るか。 【吸血鬼】うわ！急に連携攻撃やめてもらえません！？それととりあえずで殺そうとしないで貰えます！？ 【神父】ヤツは聖水ぶっ掛けた盆で雑魚を倒したくらい非常識だからな。 【吸血鬼】お盆で退魔。 【師父】行くぞ、フォーメーションEOM！ 【吸血鬼】フォーメーションとは。 【神父】あるか、そんなもん。 【師父】フォーメーションEyesOnMe。 【神父】要するに、オレに全部合わせろ作戦！だろ。 【吸血鬼】……あなたのルーツがよーくわかりました。降参です、降参。本気出さざるを得ない高位の退魔師二人を相手にして生かしておくなんて出来ないので、手打ちにしません？ ね？ 【師父】今回は貸しにしといてやるか！ 【神父】…Tyrant(タイラント) …………………………………………………… 【あらすじ】 場面1 前回の電話の向こう側。怒り狂う愛し子に笑いを隠せない男。さぁ、今回の出会いはあの子になにを齎すのだろう。 場面2 本部からの報告書は男にとって、ある意味では予想通りであり、部分的には予想を超えていた。男はそのまま急遽、派遣先のフランスから帰国し教会へ足を向ける。海を渡りようやく辿り着いた教会前にいたのは底知れぬ闇を孕んだ人外と、手塩にかけて育てた後継者。常備していた聖水で適当な奇襲をかけながらも周囲に結界を張り巡らせ、アストラル界に地雷を設置し、精霊の力を借りて拘束を試みるものの、それらは冗談のような雑談ついでに尽く解除されていく。 きらきらと星屑のように霧散する精霊に高次の駆け引きを諦め、ケソックに隠し持っていた日本刀を抜き、直接攻撃に切り替える男。なんの躊躇もなく師に従い、手加減のない息の揃った攻撃を加える神父。しかし二人掛りであっても吸血鬼にかすり傷ひとつ負わせることは出来ない。全力の攻撃を繰り出しながらも先程までと何も変わらぬ会話を交わす神父と吸血鬼だが、やはり2対1では些か吸血鬼の分が悪いようだ。 一足飛びに距離を取り、両手を挙げて降参を名目に笑みを深める宣戦布告は殺意の標的を男に定めており、さすがに神父は手を止める。軽口に紛れて停戦に応じた男は口振りとは逆に眼光を強めた。 愛し子にまとわりつくこの魔物。 さぁ、はたしてどうすべきか……。 ※神父と吸血鬼と師父は男性を想定して書いていますが、演じる方の性別は不問です。あなたの演技で思うままに彼らを形にしてください！ ※nanaで台本をあげることにはまだ不慣れなのでこうしてくれたら演じ手がやりやすいのに、というご意見やご要望、お待ちしております！ #遊座脚本 #三人台本 #三人声劇 #声劇台本 #掛け合い #ギャグ声劇台本 #ギャグ台本 #神父と吸血鬼シリーズ #おとなスタイリッシュ