歌詞 百鬼夜行 己龍

作詞
酒井参輝
作曲
酒井参輝
化けの皮を編み継ぎ接ぎ繕う偽りの笑み右習え右 ちょん切られてのたうち回る本音を語る舌は蜥蜴の尾 手枷足枷緊縛の命ちらりほらりと揺れる灯 宵に漂うは闇の藻屑道連れの果ては徒然と ぞろぞろりだらだらり 頭の中を蟲が這う ぞろぞろりだらだらり 掻き毟る爪に喰い込んだ蠢く迷い 何を追い何を求めて何に縋り付くのか それが見えぬまま、解らぬままに歩み進むは百鬼夜行 さんざめく祭囃子に心の臓が泣き叫ぶ 嘘の喉笛を噛み千切り出るそれこそが真の声なり 闇を撫でる虚に恐れ戦き故に灯のらりくらり 命燃やし溶かし嘘に死す ぞろぞろりだらだらり 頭の中を蟲が這う ぞろぞろりだらだらり 産み付けられた蟲卵がどろり滴る 馴れ合いの汚泥に染まりくすんだ意識は翳む 心無き手に手を引かれながら歩み進むは百鬼夜行 さんざめく祭囃子に浮き足立つ現世 耳を塞ぎ振り返らぬ様行きも帰りも怖い怖い 舐め回した嘘は甘露醒めぬ酔いに吐き回す ほとり…と堕ちた化けの皮一つその裏側に幾千の欺瞞 何を追い何を求めて何に縋り付くのか それが見えぬまま、解らぬままに歩み進むは百鬼夜行 さんざめく祭囃子に心の臓が泣き叫ぶ 嘘の喉笛を噛み千切り出るそれこそが真の声なり 闇に溺れ藻掻いて死ぬか 闇を裂いて足掻いて死ぬか 揺れる提灯夜風が攫う 取次筋斗己が命の足跡
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