歌詞 声 THE BACK HORN
作詞
松田晋二
作曲
THE BACK HORN
遠い夏 光の中で燃えていた 季節が過ぎる
俺達は 出会った日から探してる 本当の声を
蝉色の雨に消えた残像
今 走り出す 何処までも 新たな旅路をゆく
決して振り返ることなく
この限りない情熱で嵐の日々を越える
いつか晴れ渡るように
小さな手 赤く染まって 色褪せた景色をなぞる
漂った切なさだけが この胸を締め付けてゆく
鮮やかな化粧に濡れた感傷
今 歌い出す この空に心を揺らしながら
きっと掴み取る 真実
この虚しさを切り裂いて地平の彼方までも
強く奏でてゆくよ
風が吹き抜ける
ただ音もたてず落ちる 木の葉
空高く舞う声よ 赤く染まれ
楓のように儚過ぎるこの身を震わすほどに
今 走り出す 何処までも 新たな旅路をゆく
決して振り返ることなく
この限りない情熱で果て無き日々を越える
ずっと探し続けてゆく
この儚さを抱きしめて世界の彼方までも
響け本当の声よ 響け本当の声よ