歌詞 コロニー BUMP OF CHICKEN
作詞
藤原基央
作曲
藤原基央
どこだろう今痛んだのは手を当ててから解らなくなる
名前のない涙がこぼれて体の壁が解らなくなる
世界は蜃気楼揺らいで消えそう呑み込まれて連れて行かれそう
重なった優しい温もりにしがみついたまま震えた
聴こえた命の音はよく似ているけど違っていて
雨に変わり何度も肌を叩いた
閉じた目に真昼の恒星キラキラ無数に散らばった
その中のひとつとひとつそれだけ
見つけた事失くした事心が作った街で起こった事
こんなに今生きているのに嘘みたい掌で教えて
何もないあんなに抱えていた形を守る言葉の盾
残っていない弱くても持っていた道切り開く意思の剣
世界は蜃気楼張りぼての城消えそうで消えない生き物
ありがとうあなたは光それだけが続ける理由
聴こえた自分の音は正体を当然知っていて
響いたら正しい矢になって戻ってきた
卑怯者鏡の奥に気付く前に目を背けた
助けを呼ぶひとつとひとつ狙い合う
生まれた事知らせた声どこまでも遠く全部を抱きしめた
解らないまま何もないまま全てを全てで抱きしめた
あの時みたいに出来るかな心が作った街で起こった事
こんなに今生きている事触ったら同じように応えて
側にいて行かないで微笑んで頷いて
側にいて行かないで重なって音を聴いて
側にいて行かないで微笑んで頷いて
今会えた名前のない涙に触らせて
どこだろう今痛んだのは
どこだろうあなたは光