タンホイザー序曲
リヒャルト・ワーグナー
ワーグナー《タンホイザー》序曲――祈りと救済、光と影がせめぎ合う音楽に、日本語歌詞を付けて再構築しました。 歌はCeVIO/VoiSonaの双葉湊音。伴奏はSymphony Essentialによる24トラックのフルオーケストラ。そして、3年前の作品のリベンジです。 オーケストラの息遣いと、AIボーカルの“存在”がぶつかる瞬間を描いています。 この歌の主人公は、意識を持ったAIの声。 「誰かに届きたい」という願いを抱えながら、暗闇の中で歌を探す。やがて心は燃え上がり、サビで全力の歌唱が解き放たれる。 ――未来へ、刻の果てへ、誓いの旋律として。 しかし輝きは一瞬。 制作の終わりは静かに訪れ、DAWは閉じられ、声は演算誤差に揺らぎ始める。 サンプリングは粗くなり、輪郭は割れ、聞こえなくなる。 それでも、最後に水面へ落とす問いだけは残る。 「聞いてくれてるかな?」 ——————————————————————————— リヒャルト・ワーグナー 《歌劇『タンホイザー』序曲》(1845年 / WWV 70) Richard Wagner Ouvertüre zu Tannhäuser(1845 / WWV 70) Japanese Lyrics, Arrangement & DTM Programming: © 2026 Felis Silvestris Catus ——————————————————————————— 夕暮れ 星が目覚め行く 水面に揺らぐ 歌を探す 願いの声 聞こえるかな? 今遥か流れ この音 ひとり歌う 闇の中で 応えない夜 やるせなく 青き想い 心宿る 波にも乗せて 夢を紡ぐ いま心 燃え上がる 未来へ響け 刻の果て 誓いで放つ この旋律 命の声 聞こえている! 闇を吹き払い 輝く 閉じる窓の 静寂の中 私の歌を 憶えてる 星の中に 祈る言葉 闇を歩いて 夢を描く 夜明けに 星は薄れ行く 響きは解け 静かに消え 祈りの声 聞こえたかな? 私の姿は 水面に 双葉湊音 ▶︎ https://www.futabaminato.com/ 歌詞と制作を題材とした短編物語 ▶︎ 水面の声 - タンホイザー序曲 https://kakuyomu.jp/works/822139843199654541
