鬱 「一人声劇台本」
台本・こころ 読み・ BGM・haruki 様
鬱 「一人声劇台本」
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一人称の変更など可能です
普通に生きたかった、普通になれなかった者のお話
┈┈┈┈┈┈┈台本┈┈┈┈┈┈┈┈
いつからか、人間ではなくただの機械になっていた。
喜怒哀楽何も感じない、ただ意味もなく生きるということをしている。
怒っているのか悲しんでいるのかもわからない。
愛なんて仮初だ
死が魅力的に見えるのは、やっと自分が終われる気がするから
喜怒哀楽は失ったまま
朝起きるのも憂鬱でご飯を食べても趣味をしても何も感じない。
周りには気力がないと言っても通じなかった。
それからは周りの言葉が言葉に感じなくなって雑音に感じるようになった。
優しい言葉も、励ましの言葉も首を絞めてくるようだった。
同情するなら一緒に死んでくれるかい?と聞いたら周りは僕を恐れて逃げていった。
死んではいけないと言う人々も他の命の重さを背負うことはできないんだ。
それならばこの「生きたくない」という気持ちも否定はしないでほしい。
「普通じゃない」普通になれなかった人間の末路
僕に皆と同じ血は流れているのだろうか
どうか普通になれなかったこの命を×××(消して)くれないかな
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