【声劇台本】Blood Cat
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【声劇台本】Blood Cat
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Simexozさんの素敵なBGMをお借りしました。
【台本について】
・性別、言い回しなどのアレンジはご自由に。
・台本お借りしますコメントは不要です。
・コラボの際は必ず伴奏者さんに👏をよろしくお願い致します。
「」…親に捨てられのらりくらりと街を彷徨っていた少年。ある時、殺し屋である神崎に拾われ組織の一員として過ごしていくが段々と退屈に思い始める。
『』…神崎。(通称ザキ)殺し屋組織の頭で関西弁。大らかな性格だが殺しの腕は超一流。「」を殺し屋に育て上げた張本人。夜のお店が大好き。
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「………何?」
『ボウズ、ええ眼しとるなあ………ちょうど人手が足らんとこやったんや……(煙草を吸いながら)その様子じゃまともな飯も食えてへんねんやろ?』
周りの大人に捨てられ野良猫同然だった僕は違う大人に拾われた。
(場面切り替え)
「………(電話をかけながら)ザキさん、一軒目終わりました」
『おう、お疲れさん。しっかし手慣れたモンやのう(※電話エフェクト推奨)』
「あんだけ英才教育受けてたら嫌でも慣れますって」
『(笑いながら)そうか、ほんだら引き続き頼むわ。終わったら美味い飯でも食わせたるさかい。ほな、ちょっくら遊び行ってくるわ〜(※電話エフェクト推奨)』
「(溜め息)また本指の店行ったなあのおっさん……」
ザキさんに拾われてから生活は一変した。殺し屋としての日常、その代償として自由の効かない作業のような毎日へと明け暮れていった。
いっそ染まってしまえば楽になれるんだろうけど。
「これじゃまるで飼われてる猫だな…………………」
今日も虚無感を抱えて僕は血を浴びる。
#声劇台本
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