10分声劇台本【ちょっと変わったRPG】#9人声劇
台本 サンケー
10分声劇台本【ちょっと変わったRPG】#9人声劇
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無謀だと思いながら、10分の9人声劇台本を投下してみました。どうやって、投稿すれば良い?そう悩みながら、答えは出ていない。
もちろん、専コラ9人声劇でも良し!1人9人でも良し!文章読んで楽しむのも良し!伴奏付け加えるのも良し!
なんでも良し!
✂︎-----------------------登場人物-----------------------✂︎
勇者 ♀︎ (ヤンデレ) 演者様 〇〇
魔法使い ♀︎(メンヘラ) 演者様 〇〇
戦士 ♂︎ (ナルシスト) 演者様 〇〇
僧侶 ♂︎ (ツンデレ) 演者様 〇〇
王様 ♂︎ 演者様 〇〇
魔王 ♂︎ 演者様 〇〇
兵士 ♂︎ 演者様 〇〇
魔王の片腕 ♂︎ 演者様 〇〇
ナレーター 演者様 〇〇
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台本コピペOK。性別変更、名前の変更、口調の変更、台詞の変更、アドリブ、アレンジ、省略、基本すべてOK。
✂︎-----------------------本文-----------------------✂︎
兵士:王様、勇者一行が到着致しました。
王様:うむ、通せ。
兵士:はい。勇者達よ、入りたまえ!
勇者:はぁ…なんで、私達がお前みたいなカスに、命令されないといけないの?
戦士:勇者君。そんな怒ってばかりだと、モテないよ。
勇者:うっさいな。私は、あの人に愛されればそれでいいの。他の奴からの好感度なんて、ただのゴミ。
魔法使い:もうやだ、勇者ったら。この子、ちょっと嫌な事があって、拗ねてるだけなんです。ごめんなさいね。
僧侶:別にいいだろう?戦うのは俺達なんだ。ここの奴らに、ゴマする必要なんてない。
魔法使い:僧侶は、そう言って、いつも勇者の肩ばかり持つよね?そんなに私の事、嫌いなの!?ねぇ…!
僧侶:いや、俺はただ…それに、お前が笑った時に見せる顔、結構好きなんだよな。
魔法使い:…それって、私を愛してるって事?
僧侶:言えるかよ!…こんな所で。
戦士:はいはい。イチャつかないで下さい。それに、このイケメンの僕を差し置いて、恋バナするのは厳禁ですよ。
勇者:はぁ…全員、うざっ。
王様:…ちょっと、兵士くん?
兵士:はい!なんでしょう、王様。
王様:こいつらで、本当に大丈夫なの?
勇者:おい!聞こてるぞ、ハゲ。
王様:ひぃー!!
兵士:ご安心下さい。性格には難がありますが…
戦士:軽くディスってるように聞こえますね。
兵士:実力は間違いなく。国で1番です。
王様:そうなら、良いのだが…
魔法使い:ねぇ、王様?
王様:なんだ、君?
魔法使い:王様も私の事を愛してくださいます?
兵士:寄るな、無礼者!
魔法使い:きゃー!
僧侶:貴様!俺の女になにするんだ、殺すぞ。
魔法使い:僧侶。あなた…
王様:やめたまえ!
兵士:くっ…
戦士:僧侶君も大人げないですよ。
僧侶:黙れ!
戦士:でも、次、僕達の仲間に手を出す事があれば…その首、跳ね落としますけどね。
兵士:ひぃ!
勇者:どいつもこいつも、馬鹿じゃないの?
兵士:勇者、どこに行くんだ?
勇者:はっ?魔王退治だけど。
王様:まだ、わしの話が終わっておらんぞ!
勇者:あぁ?
王様…うっ。なんでもありません。
勇者:…気安く話しかけんなよ、クソ王様が。私は一刻も早く、アイツをこの手で殺したいのに。
戦士:相変わらず、勇者君は物騒ですね。そんな怖い顔していると、僕みたいに美しくなれませんよ。
魔法使い:やだ、こんな時間。ツイートしないと、自撮り写真…カシャ。魔王退治なう…ぽちぃ。
僧侶:魔王退治行く前に、SNSなんて更新してんなよ。集中しねぇと、怪我するぞ。まぁ、俺が守ってやるけどさ。
ナレーター:こうして、勇者一行は魔王退治に向かうのであった。
道中、魔王の片腕と呼ばれる強敵に遭遇し、苦戦しながらも、その強敵を追い詰めた勇者一行。
勇者:おい、吐けよ!魔王は、何処にいるんだ!
戦士:落ち着きたまえ、勇者君。
魔法使い:ねぇ、私のフォロワーにならない?毎日、リプしてくれるって約束したら、生かしてあげても良いんだけど。
僧侶:フォロワー集めに必死だな…
魔法使い:はっ?それの何が悪いの?
僧侶:悪いとは、言ってない…ただ。
魔法使い:ただ?ただ、何よ?
僧侶:人気者になって行く、お前の存在が、遠く感じるって言うか…それが、少し嫌なだけだ。
魔法使い:何それ?可愛いとこあるじゃない。
僧侶:うるせぇ。
魔法使い:なら、ちゃんと全部のツイートに、リプとリツイートしてよね?
僧侶:分かってる。
魔王の片腕:魔王様の居場所は言えない!
勇者:そう。なら、死んで。
戦士:勇者君、ちょっと待って。
勇者:なに?あんたから死ぬ?
戦士:おいおい。剣を顔には近付けないでくれよ。傷でも付いたら、ファンの子達が泣くからさ。
魔王の片腕:いっそ、俺を殺せぇ!!
勇者:うっせーよ、少し黙れ。
魔王の片腕:いてぇ。
勇者:おい、戦士。私に歯向かうんだったら、あんたから死ぬけど、いいの?
戦士:僕は旅を共にしているだけで、君の下に付いたつもりは無いよ。だから、君の命令は絶対では無い。
魔王の片腕:なんだ、こいつら?
魔法使い:ねぇねぇ、フォローしてくれる?
魔王の片腕:いや、SNSやってねぇし。
魔法使い:あぁ、そう。
魔王の片腕:ぐはっ…
僧侶:あっ。魔法使いが、殺っちゃった。
戦士:何殺してるんですか?魔王の居場所が分からないから、聞き出すための唯一の手段だったのに。
勇者:…それなら、そうと早く言えよ。
魔法使い:ごめんなさいね。勢いで殺しちゃった。
僧侶:別に良いだろう。怪しい所、片っ端からぶっ潰せば良いだけだしよ。
戦士:はぁ…仕方ありませんね。けど、次は殺さないで生け捕りにして下さいよ!
ナレーター:このあと、勇者一行は中ボスに遭遇し、戦士の言う通り、敵を捕獲した。
なかなか、口を割らない敵に対して、戦士は鞄から拷問グッズを取り出し、笑顔で拷問を始めた。
丸1日、その場には、中ボスの悲鳴が響き渡っていたのであった。
戦士:吐きましたよ。
勇者:お前、そんなもの持ち歩いてたのか?
戦士:えぇ。例え、醜い者でも、苦痛で泣き叫ぶ様子は、何処か可愛さがあり、そそられますよ。
勇者:変態が…
魔法使い:怒らせないようにしないと…
僧侶:やべぇな、こいつ。
ナレーター:どの口が言う。
戦士:えーっと、そこの角を右に曲がって。
僧侶:近いのか?
戦士:えぇ。
魔法使い:もう歩き疲れたな。
僧侶:俺が背負ってやるよ。
勇者:悪いな、下僕。
僧侶:お前じゃねぇ!
魔法使い:ちょっと、2人でイチャイチャしないでよ。
僧侶:してねぇよ。
勇者:興味無し。
戦士:着きましたよ。
僧侶:早っ!
魔王:来たな。勇者一行。
勇者:見つけたァ。
魔王:お前は…
勇者:なんで、既読無視ばっかりするの?
僧侶:うん?
魔王:だって、1分置きに、LINE来ても返せないだろう。
勇者:嘘!昔は返してくれた。
魔王:付き合う前の話だろう!
魔法使い:あら?
勇者:付き合ったら、もう、どうでも良いんだ。あー、そうなんだ。
魔王:いや、物事には限度ってもんがあるだろう。
勇者:それって、私の愛が重いってこと?
魔王:いや…その。
戦士:これはこれは…
勇者:どうせ、他に女がいるんでしょ?
魔王:居ないって。マジで、居ない。
勇者:だから、私と別れて魔王になったんだよね?
魔王:はっ?それとこれとは、全く関係ない!
勇者:私には、貴方しか居なかった。
魔王:大袈裟だ。ほら、見ろよ。仲間だって、いるじゃないか?
勇者:下僕だ。
魔法使い:酷い。
魔王:そこの戦士なんて、イケメンじゃないか?彼とはどうなんだ。
勇者:興味無い。
戦士:何故だろう。告白もしていないのに…フラれた気持ちになった。
魔王:うっ…じゃあ、俺にどうして欲しいんだよ。
勇者:死んでよ。私の愛に応えられないなら、一緒に死んで。
僧侶:俺達、帰ってもいいかな?
魔王:ちょっと、待て。話し合おう。
勇者:もう待てない!!一緒に地獄へ行きましょう!
魔王:いやぁぁぁ!!!
ナレーター:こうして、勇者一行は魔王を討伐した。しかし、その裏では、この旅の主人公である勇者の尊い犠牲があったのだった。
その後、世界には、平和が訪れた。
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コメント
11件
- サンケー(新作台本投稿中)
- サンケー(新作台本投稿中)
- ななせすごいですね!! 少しづつ頑張ってやってみようと思います笑 素敵な台本お借りします✨️
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊ありがとうございました✨
- トドゴリラ侍♥️あかね
- サンケー(新作台本投稿中)
- トドゴリラ侍♥️あかね((( ´ºωº `)))ガタガタ
- サンケー(新作台本投稿中)
- ろき10…10分…だと? マジかよww
- サンケー(新作台本投稿中)
- よこ@マイペースに更新中♪これは凄い!!!Σ(゚д゚;) ヌオォ!?