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    narshe
    澪ちゃん、まずは本当にありがとう。私のサウンドで演じてくれたこと、こんなに嬉しい言葉を書いておいてくれたこと、それに感謝を述べたいです。 あまり考えていても何も文字に残せないなって思ったので、自然と湧き上がる言葉でまとめます。これにコメントするのが光栄であると同時に言葉で出来た薄氷の上を歩むような心地になるのは、多分、言葉にするのが野暮なくらいちゃんと伝わるものがあるからです。 縋るようでいてひとりよがり、聡いのに全て終わってから気がつく面もある。でもそういう不確実なものを沢山抱えているゆきちゃんのことが大好きです。誰だって好きになるし、耳がぐっと澪ちゃんのお芝居に引っ張られる。サウンドを聴けば聴くほど、この綺麗な悲劇に引き込まれてしまう。否応なしに。多分ゆきちゃんの零す一つひとつの言葉が、触れたら溶けてしまう雪の結晶みたいに繊細だから。それなのに諦観も、後悔も、悲哀も虚脱も幸福も、声に乗っかって香りたっている。どんな人でも経験する青くほろ苦い記憶が思い出されてしまう。世界の色んなことをわかった気になって、自分の中にある答えが最善だって振りかざしてしまう……そんな、胸につかえてしまう思い出そのもの。それがあなたの演じるゆきちゃんです。 目を見てるのに、その目が向く先は互いなのに、それが捉えているのは違う。ちょっとした違和感をずっとずっと重ねてきて、決定打を打ち込んだのが「なんで…、」「そうじゃなくて、!」「、分かんないよ!そんなの、君の声で聞かせてよ……」のあのシーンなんだろうなと。あのシーンってきっと全部が終わってしまっていたんだろうな。さちがいたベットに手紙が置かれていて、読んで、直接想いを伝えたくてもそこにあの子はいないから。空間に腕いっぱいの愛情と痛みがひと回りして行き場を無くしちゃう、そんな風に聴いています。 ああ、やってもらって良かったなって。シンプルだけどそれに尽きてしまうな。きっとこのサウンドを聴いた人達からもっと色々な言葉を受け取ったり、これからも受け取っていくと思います。だからこれもそんな感想や言葉のひとつになっていくでしょう。 私はコラボ待ちサウンドを作った身として、ゆきちゃんにコラボする人達がどんな感情を持ってきて、この合間に当てはめてくれるのか楽しみにしていました。だから、残酷な程に手遅れで愛おしいほど澄んだゆきちゃんが来てくれたことを心から嬉しく、同時に嫉妬するほど食らっています。 嘘を嘘のまま愛してくれて、それをさらに彩るようなサウンドを作ってくれて、本当にほんとうにありがとうございました。