『二人声劇台本』セラフィムの呟き

ミカ／　ヨハン／

神様は僕らを愛していると仰った。 でもね知ってるんだ。 実際はその真逆、無関心なんだって。 …………………………………………… (〜扉が閉まる) この世界はきっと幸福なんだろう。 『僕のことはミカって呼んで。』 定められた運命に従って、 与えられた楽園に住んで、 希望なんてものに縋って、 『──大丈夫、怖がらないで。』 ────死んだように生きていた。 (〜曲調変化) 『ヨハン…なんて純真で綺麗な瞳なんだ。 …僕の為に壊れてほしいな。』 (〜サビ) ｢ミカは、死んでなんかいない！！ あいつの言葉は生きてるんだ！｣ 『ヨハンは僕の運命を否定するんだ？』 ｢それが、お前を証明する為に必要なら…！｣ 『…存在証明か。 いいね、面白い。』 ｢ミカは…ミカの運命は、まだ…。 一人に、しないでくれ…｣ (〜徐々に穏やかになっていく) ｢おぅい、なに読んでんだよミカ。｣ 『…この本？…〝熾天使〟っていうんだ。』 ────アドリブ＆性別変更大歓迎───── ｢希望｣｢運命｣｢祝福｣｢無垢｣｢歓喜｣ そのどれも現実から痛みを遠ざけた。 ミカ ミカはミカエルから取っている。実際の名前はヨハンでも分からない。彼女或いは彼の存在を証明できるものが、一体何処にいるのだろうか。 ヨハン 生に対して一切の希望を持っておらず、楽園の中でただ死んだように生きていた少年。ミカが死んだあとは、その存在を証明する為に、生きていた証を求めるようになった。 次回は恋愛モノかな！？えぇ。。。どうちて。 実は共作終わるまでうんうん考えてた。 前の台本⤵︎ ⤵︎ 次の台本⤵︎ ⤵︎ unknown #コラボ募集 #朗読者募集 #オリジナル #拍手返します #朗読 #台本 #無力な僕 #BGM #声劇台本