【ハロウィン台本】Alice in Abyss 〜裁判〜
台本:壱哉 白兎:壱哉 青虫:おぱちょ チェシャ猫:かめれおん 帽子屋:37衣 トランプ兵の双子:うたかたのまほろ ハートの女王:伊來 アリス:
【ハロウィン台本】Alice in Abyss 〜裁判〜
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ハロウィン声劇台本の第六弾です🎃
今回の裁判パートで最後になります!
初の長編声劇台本でかなり長い尺にはなってしまいましたが、是非コラボお待ちしております☺️
今回も引き続きアリスパロディの台本になっておりますが、全キャラを出す為に原作とは展開を少し変えています。
※コラボしてくださる際は必ず拍手をお願いします(コメントは不要です)。
※性別・口調など変更okです。
※キャプションに台本を貼らないでください。
※語り部分はエコー有のエフェクト推奨です。
※1分半以上の尺の台本なので、新nanaでしか録音出来ません。ご了承ください。
白兎役 壱哉(投稿主)
青虫役 おぱちょ
https://nana-music.com/users/2738037
チェシャ猫役 かめれおん
https://nana-music.com/users/9526446
帽子屋役 37衣
https://nana-music.com/users/10456393
トランプ兵の双子役 うたかたのまほろ
https://nana-music.com/users/10430148
ハートの女王役 伊來
https://nana-music.com/users/8902396
第一弾 白兎パート
https://nana-music.com/sounds/06a6baba
第二弾 青虫パート
https://nana-music.com/sounds/06a6d277
第三弾 チェシャ猫パート
https://nana-music.com/sounds/06a6f111
第四弾 帽子屋パート
https://nana-music.com/sounds/06a7117c
第五弾 トランプ兵&女王パート
https://nana-music.com/sounds/06a72ea6
『あらすじ』
女王様に捕えられた後になんとか解放されたアリスは、何故だか裁判に参加する事になってしまい…?
「」台詞
【】語り
00:00
「疲れた…ああ、いつになったら元の世界に帰れるのかしら…」
00:07
【女王様に捕えられてしまった後、なんとか釈放してもらえた私は、その後も謎のクロッケーに参加させられたりなど、いろいろな事に巻き込まれてしまった。】
00:19
(SE 机を叩く音)
00:20
兎「傍聴席のお前、ここは神聖なる裁判所だぞ。口を慎め」
00:27
「!…ごめんなさい」
00:29
【…そう、怒涛の展開がやっと終わったかと思えば次は、何故か私は裁判所に連れてこられていた。
いろいろな事が起きすぎて、もはや何が起きても驚かない。】
00:42
兎「それでは、罪状を読み上げろ」
00:45
兄「はい。では私めが…罪状、ハートの女王様が焼かれたタルトをお前は盗んだ。間違いないな?」
00:54
「…な…っ、!?」
(SE 口を塞がれる音)
00:55
猫「…静かに、アリス」
00:58
【この世界はこんなくだらない事で裁判になるのかと、驚きのあまり大きな声が出そうになってしまった私だったが、それは誰かの手によって遮られたのだった。】
01:10
「…チェシャ猫、さん?」
01:12
猫「しー…大声を出したら、アリスも怪しまれるかもしれないから」
01:19
「!あ、ありがとう…」
01:22
【先程と同じく神出鬼没なチェシャ猫さんに驚きつつも、私は自分の危機を救ってくれた事に素直に感謝した。】
01:32
青「全く…そのような行いをする訳ないだろう、このミーが」
01:38
王「いいや、変わり者のお前の事だ。疑わしい…疑わしいぞ!」
01:44
青「フン…くだらない、タルトごとき」
01:47
王「なんじゃと!?」
01:48
兎「女王様!落ち着いてください…まだ他にも被告人がおります。…青虫、お前は下がれ」
01:57
【先程私に忠告をしてくれた青虫さんの事だ…彼がそんな事をするとは思えない。そんな事を考えつつ裁判の傍聴をしていると、これまた見覚えのある人物が証言台に上がるのが見えた。】
02:12
弟「(舌打ち)何故俺が女王のタルトなんぞを盗まなければならない…」
02:17
王「貴様は普段から我に反抗的だろう…だから今回の件もお前の仕業に違いないのじゃ!」
02:23
弟「第一俺は甘いものが嫌いなんで、食えって言われてもタルトなんか食いたくありませんね」
02:28
王「なっ、無礼者!その態度、やはりお前が…!」
02:32
兎「お待ちください、女王様。穢らわしき容疑者どもはこれで全員ですが、まだ証人の話を聞いておりません。今すぐに判決を下してしまうのは、早計かと」
02:47
王「…ふん」
02:48
【…見ていると、あの白兎さんは誰に対しても冷酷なようだ。それにしても、いつ裁判が終わるのだろう…。】
02:56
(SE ドアを蹴破る音&歩く音)
03:00
帽「どうやら私の出番の…もぐ…ようですねぇ…ズズッ」(パンと紅茶を飲食しながら
03:06
王「なっ、奇人で有名な帽子屋だと…!?貴様、なんなのだその適当な態度は!?」
03:13
帽「(飲み込む)すみません女王様、呼び出されていた際に、まだお茶を済ませていなかったもので」
03:24
【…やはり、出会った中での一番の変人は帽子屋さんかもしれない。裁判所の空気が凍るのを感じつつ、私はそんな事を考えていた。】
03:35
(SE 机を叩く音)
03:36
兎「帽子屋、お前はここに証人として呼ばれたのだ。まずはその帽子をとれ、女王様の前で不敬だぞ」
03:45
帽「これは私の帽子ではありません」
03:47
王「なっ…では盗んだのか!?」
03:49
帽「いいえ、私は帽子屋ですよ?この帽子も、どれも売り物なのでございます」
03:57
王「ぐっ…もういい、貴様じゃ話にならぬ!下がるのじゃ!」
04:01
帽「かしこまりました…もぐ」
04:07
【女王様に下がるよう言われた瞬間に、帽子屋さんはまたお茶を再開したようだ。…本当にとんでもない人だな。】
04:17
兎「はぁ…どいつもこいつも、気が狂っている…仕方ない、次の証人はお前だ、アリス」
04:27
「へっ、…!?」
04:28
(SE 立ち上がる音)
04:29
【いきなりの事に私は立ち上がってしまった。
助けを求めてチェシャ猫さんがいた方に振り向くと、彼はもうそこから消えていた。】
04:39
「え、えーと…」
04:41
【白兎さんに凄まれ、私は仕方なく証言台に立った。】
04:45
(SE 歩く音&机叩く音)
04:48
兎「アリス、今回の件についてお前が知っている事はあるか?」
04:53
「い、いいえ…そもそも私は、貴方に着いていってこの世界に迷い込んで来てしまったから、何もわからないわ…」
05:02
兎「…何だそれは、僕は知らないぞ」
05:06
「そ、そんな」
05:07
王「そのような事、現実にあるとは到底思えぬぞ。まさか…貴様こそが盗人なのではないのか?」
05:14
「えっ?た、確かに、ここに来てからお腹が空いていろんなものをつまみ食いしちゃったりしましたけど…!」
05:23
兎「…ほう。アリス、それは自供か?」
05:28
王「なっ…やはり貴様が犯人じゃ!者供、罪人を捕らえよ!」
05:33
「えっ!?い、いや、ちが…やめてー!」
『現実に戻る』
05:36
(SE 場面転換)
05:37
「はっ…!わ、私は何を…」
05:40
【目を覚ますと私はいつもの通り、お姉様の膝枕で寝ているのだった。…先程までの不思議な冒険は、全て夢だったようだ。】
05:52
(SE 飛び起きる音)
05:53
「聞いて、お姉様!私とびきり変な夢を見たの」
05:58
【思い返せば大変な事だらけではあったが、それでも心弾む冒険であった事には変わりない。
私はお姉様に落ち着きなさいと諭されながら、この長い長いへんてこな夢について語り尽くすのだった。】
『使わせて頂いたもの』
DOVA-SYNDROME
Weird Waltz/こおろぎ
美味しいパンの作り方/えだまめ88
席を立つ/稿屋 隆
OtoLogic
On-Jin 〜音人〜
効果音ラボ
#ハロウィン #アリス #声劇台本 #台本 #コラボ募集
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