Something Blue
「」『』
Something Blue
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▪️世界観を壊さないアドリブ等◯
▪️性別、語尾、言い回し、一人称、二人称等改変◯
⚠️BGM元には必ず拍手とコメントを。
色々な方向性で楽しんでください。
句読点等はあくまでも読むための目安なので、
あまり気にしないでください。
「」【】は男性
『』〖〗は女性
七海(ななみ)
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「今年も綺麗だな。」
『本当ね。』
「昔から変わらない。」
『ここに居ると時間さえ忘れていくわ。』
「覚えてるかい?僕が君にプロポーズした日のこと。」
『もちろん。』
「あの時は貧乏だったから箱だけ買って、中身はおもちゃの指輪だったよね。」
『ええ。でも、どんな指輪より輝いて見えた。確か色は…』
(同時に)
「青。」
『青。』
「この海と同じ色の指輪。あの時は若かったな。今じゃ見る影もないがね。」
『今でも素敵よ。』
「…明日、七海が結婚式なんだ。」
『知ってる。』
「指輪は青色にしたんだって。なんでだい?って聴いたらお母さんが側に居てくれる気がするからだって。」
『…そう。』
「それに、サムシングブルーって言って、結婚式に青色を身に付けるのは縁起がいいんだってね。」
『サムシングフォーって言葉知らないの?』
「だからさ、僕も身につけることにした。」
『…あ』
「…君と一緒に見たかったから、七海の花嫁姿。せめてもの代わりに。」
『…ネックレスになってる。』
「そろそろ、いくよ。今度は七海と一緒に来る。」
『…ええ。』
〖待ってる。〗
【その一瞬、海が凪いだ。】
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#声劇台本
BGM:Guardian&N JAPAN様
【初夏の海 オリジナル】
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