ついに時はきた
昨日までは序章の序章で
飛ばし読みでいいから
ここからが僕だよ
経験と知識と
カビの生えかかった勇気を持って
いまだかつてないスピードで
君のもとへダイブを
まどろみの中で
生温いコーラに
ここでないどこかを
夢見たよ
教室の窓の外に
電車に揺られ 運ばれる朝に
運命だとか未来とかって
言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない
場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を
横目に見ながら進む
そんな世界を二人で
一生 いや、何章でも
生き抜いていこう
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