0は嘘 起
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0は嘘 起
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穿石 雫落つ日々を見送って
知られた穢ゆくヒトの運命
夜更けを朝に変えた祈りは
なにゆえ純真を望んだのだ?
冬がいずれ来ると言う
預言者のフリはお互い様
ボクも震える両手で
アザミの花を眼窩にねじ込むの
記憶が消され 名前さえもが
思い出せなくたって
ほら刻刻と ほら粛粛と
ほら茫茫と ほら杳杳と
だが確実に いま確実が 来ると
いまだ未知の暗喩が恐ろしいなら
この手を掴み 眠れ
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