〈第4話〉情報屋VS天才プログラマー【中編③】
台本:由季 BGM:『ad-lib piano BGM 濡檜色』レーニャ 様 イラスト:MΔWΔTΔ様
〈第4話〉情報屋VS天才プログラマー【中編③】
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ウィリアム「……メリットは?」
オリヴァー「君の姉を救うことができる。理由はそれだけで十分だろう?」
ウィリアム「…何をすればいい?」
オリヴァー「政府の計画を共有してほしいんだ。俺たちの活動は陛下に容認されている。だが、今はまだ警戒される訳にはいかない。」
レイ「…オリヴァー、それを知って何をするつもり?」
オリヴァー「内側から壊す」
レイ「!」
オリヴァー「今必要なのは、コネクトなんだよ。」
ウィリアム「………なるほど。それで政府そのものである俺をパイプに、先生はこの国の核に手を出し、内側から仕掛けるってことかな」
オリヴァー「悪い話ではないだろう?君もこの国の在り方に疑問を覚えているはずだ」
ウィリアム「…………そうだね。俺もこの国は間違ってると思う。だから、先生の計画、俺にも手伝わせてくれ。………その代わり」
オリヴァー「勿論だ。必ず救い出す」
ウィリアム「……ありがとう。俺一人じゃ、不安だったんだ………心強いよ」
オリヴァー「交渉成立だね。では、改めて紹介しよう。レイのことは知ってるよね?」
ウィリアム「あぁ。まさか"王族のご令嬢"とこんなところでお会いできるとは思わなかったよ」
思わぬ言葉に、クレアとセオは声をあげる
クレア「ご令嬢!?」
セオ「レイさんが!?」
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絵師
MΔWΔTΔ様
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